2010
12.21

「マリアの恋人」

マリアの恋人 [DVD]マリアの恋人 [DVD]
(2002/12/20)
ナスターシャ・キンスキー、ジョン・サベージ 他

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何か掘り出し物はないかしら?とネットレンタルをちょこちょこ検索していたら・・・。

あぁ~!!懐かしい!!ナスターシャ・キンスキー

1940年代、ペンシルバニアの小さな田舎町。
戦場から戻ってきたイヴァン・ビビッチは、父親の待つ家へと帰ってくる。
幼なじみのマリアに早々に会いに行ったイヴァンだが、彼女には空軍将校のアルというボーイフレンドが・・・。
だが、戻ってきたイヴァンの優しさに触れたマリアは彼への愛に目覚め、やがて二人は結婚することに。

幸せの絶頂を迎えた二人。
甘い愛の営みが始まろうとした時、イヴァンの脳裏には悲惨な捕虜生活の思い出が蘇る・・。
目に見えるもの、触れるもの・・すべてのものをマリアの姿だと思うことで、辛さや恐ろしさを忘れようとしてきたイヴァン。
あまりにもマリアを理想化し、想い過ぎた彼は、今、目の前にいる本物の肉体を持ったマリアを抱くことが出来ないのだった・・・。


1984年の作品。
ナスターシャ 23歳。
輝く、その美しさに見惚れてしまいます。
本当に不思議な女優さんです。
ただ単に「綺麗」っていうのなら他にもたくさん女優さんを挙げられるのですが、彼女の美しさって他の人とはちょっと違ってる。
大きな瞳、大きな口~(苦笑)
こじんまりとなんてまとまっていない、バランスがいい・・とも思わないその顔立ちは
時々ちょっと恐く見えたりもするんだけれど(やっぱりパパ似の部分もあり?)

誰の美しさとも全く違う、そう、ナスターシャ・キンスキーの美しさで観る者を圧倒する。

思い出の丘で、イヴァンは土の中から小さな箱を取り出す。
兵隊に行く前にマリアに渡そうと思っていたプレゼント。
その、小さな金色のイヤリングをつけて・・振り向いたマリアの、愛らしさ、美しさ。

イヴァンの父親が、マリアに結婚を勧めるシーンも印象的。
一生懸命家事をするマリアの健気さを褒め、「なんという美しい瞳だ」と彼女の瞳に魅せられる父親の表情。
この時のマリアの大きな瞳の美しさときたら!!
息を止めて見惚れてしまうくらいです。
イヴァンの父親役のロバート・ミッチャムもいいですねぇ。
このシーン、実はイヴァンとのシーンよりもドキドキしてしてしまいましたヨ。

しかし、夢見たはずのイヴァンとの結婚生活で、マリアは悲しい思いを体験します。
捕虜生活での辛い体験、心の傷跡に苦しむイヴァンを見守りながらも・・女としての寂しさもこみ上げてくる。
ベッドで自らを慰める・・衝撃のシーンが切ない~

イヴァン役のジョン・サベージ。
彼の苦しみ、葛藤が、実は最初はよくわからなくて
あんなに求めていたマリアを前にして・・ええっ!どうして?何故・・?って驚く気持ちの方が先でした。
その後のマリアの悲しみや健気さを見ればどうしたって、マリア側に気持ちが傾いてしまいます。
想いあっているならば、せめて背中を向けずに眠って欲しい、他の女性のところへは行かないで欲しい・・と思うのは綺麗ごとでしょうか

マリアに心惹かれるのはイヴァンだけではありません。
イヴァンの父親ももちろん惹かれていただろうし、ボーイフレンドのアルも彼女を忘れることができない。
そして街にやってきた流れ者のギター弾きクラレンス。
キース・キャラダインですヨ、こちらも懐かしい~♪

想いを寄せられてクラレンスと関係を持ったマリアですが、それでも彼女が愛しているのはイヴァン一人でした。
彼女のために・・とイヴァンは自ら離れて行ったのだとは思うのですが、
正直、後半の彼の姿はねぇ・・・、父親の言っていた「おまえにはマリアはもったいない」この言葉を思い出してしまいます。


そうそう、この作品をレンタルした時に、作品の商品説明には

内容(「Oricon」データベースより)
夫を愛しながらも若い青年に魅かれ苦悩する人妻の姿を描いた、ナスターシャ・キンスキー主演で贈るラブロマンス。



・・なんて書いてあったんですヨ。
いやいや、人妻の苦悩は青年のことなどではありませんでしたケドねぇ。
こんなにシリアスな作品だとは思いませんでしたよ。
この商品説明、訂正の必要あり!ですね

こんなにも悲しみ、苦しんだ二人だから、イヴァンが戻ってくるラストは嬉しい・・はずだったのですが、
ただ少し唐突な気も。
このあたりは、もっとじっくりと描いて欲しかったような気がします。
イヴァンの心の変化も・・想像するしかないんだけれど。
理想化しすぎてしまったマリアが、クラレンスとの事でやっと彼にとって「現実の女」となった・・のかな?とか。
離れている間、時が経つ間にイヴァンの心の傷もしだいに癒えていったのかな・・とか。

あぁ、それにしてもナスターシャ・キンスキー!!久しぶりに見たけれど、やっぱり美しい
手の届かないような神秘性にドキドキしながらも、その一方で官能的な唇に触れてみたくなる
罪な人です(笑)

この映画でも戸外でベリー?の実を食べるシーンがありましたが「テス」の苺のシーンを思い出して、やたらドキドキしてしまった私です。
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コメント
こちらにもお邪魔します。
うれしい!! 瞳さんもご覧になられたんですね。
以前、皆さんにお薦めした時は、まだDVDになっていなかったので、申し訳ないなぁ~と思っていました・・。

この映画、とても残酷で切ない内容ですね。
ナターシャが本当に瑞々しく美しいので、若い二人の痛々しさが余計に増すような感じさえしました。
これもPTSDという症状でしょう?
現実に、今でも有りそうなお話ですよね。

そういえば、キース・キャラダインが出てくるでしょう?
彼のシーンだけ、妙に明るくて、ちょっと救われた気がしたんですよ。
ロバート・ミッチャムも渋い演技ですね、思わず、巧い!と唸ってしまいます。

あぁ、この作品でお話出来て嬉しかったわ~
ありがとうございました。
みぬぅdot 2011.01.24 00:35 | 編集
>みぬぅさん
こちらにもコメント、ありがとうございます。

はい!!そうなの、DVDになって良かったです♪
ナスターシャの美しさには見惚れてしまいました。

だからこそ、よけいに切なくて・・。
最初に観始めたときにはこんなに残酷なお話とは思わなかったので驚きました。
PTSD・・・そうですよねぇ・・こんなにも深く心に傷を残すんですね。

>彼のシーンだけ、妙に明るくて、ちょっと救われた気がしたんですよ
そうそう!そうでしたね。
なんだかほっとしちゃいましたヨ。歌のシーンもありましたもんね。


ロバート・ミッチャムのマリアを見つめる目線にもちょっぴりドキドキしちゃいました。

みぬぅさんの感想、以前のブログの方かしら?
また読ませていただきたいです。
dot 2011.01.25 21:22 | 編集
アウアウアウ!!!
瞳さんが、この映画の感想を書いていらっしゃったとは!
そして、みぬぅさんとも、お話されているーーヽ(^o^)丿

私も長年見たいと思いつつ、DVDがなかったので、諦めていたの。
最近GEOのレンタルで、なにか良いのないかなーって同じく探していたら、これがあって。

で、なんですと??
この映画の説明文、全然おかしいぞ、違うじゃないかっ!!!

いやぁー ナスターシャキンスキー、綺麗だけど、ちと怖いというかね、怖い様なホラー系の顔立ちというか・・・ほんと不思議な個性でしたよね。

テスの、そのシーン、印象的でしたよね。
80年代前半のCMに、彼女使われていて、いやーほんと美しかったですね、、
latifadot 2014.12.01 15:57 | 編集
>Latifaさん

こんばんは。
12月に入って急激寒くなりましたね~。油断してたからビックリ。

えへへへへ~(笑)観てました!!
Latifaさんが感想挙げてたから嬉しくて。
そうそう、私もネットレンタルで見つけたんですけど、いつも行ってるお店には無かったです。

>この映画の説明文、全然おかしいぞ、違うじゃないかっ!!!
でしょーー!!
たいていこういうのって、人妻とか、夫がいながら若い恋人に・・とか、そういうの好きだよねぇ!(^^)!
この作品は、もっと重くて切ないよね。

ナスターシャ、パパ(クラウス・キンスキー)の面差しも受け継いでてちょっとコワイ感じもあるよね。

テスのシーンは、もう、ハッとするほど美しかったーーー。
娘さんのソーニャも女優さんで、この前ビデオショップで作品ちらりとみたの。見てみようかなぁと気になってます。

dot 2014.12.03 18:00 | 編集
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