2010
11.16

「ケース39」

ケース39 スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]ケース39 スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]
(2010/07/23)
レニー・ゼルウィガージョデル・フェルランド

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レニー・ゼルウィガー主演のサスペンス映画。
ビデオショップで見かけて、あら、なんだかレニーってこういう映画って珍しいかも(このDVDジャケットの表情も気になるじゃありませんか!)・・と気になっていたところ、
お友達から面白かった!との感想をいただいたので、さっそくレンタルしてみました。


熱意ある仕事ぶりを見せる児童専門の社会福祉士であるエミリー。
38件のケースを受け持ち、手一杯な彼女のもとに、またひとつ虐待の可能性があるという39件目のケースが・・。


様子がおかしいという10歳の少女リリーの自宅を訪問したエミリーは、両親の態度に不審を抱く。
ある夜、リリーからの助けを求める電話を受けたエミリーは、友人の警察官とともに自宅へ向かうのだが、そこで両親がオーブンで娘を焼き殺そうとしている・・というショッキングな出来事を目にすることに!!


危ういところを助け出されたリリー。
彼女の希望でエミリーは、里親が見つかるまで彼女と一緒に住むことにするのだが・・・・。




親から虐待を受ける子どもたち・・そしてそんな子どもたちをなんとかして救いたいと情熱をもって取り組むソーシャルワーカー、エミリー。
痛ましい話だよねぇ・・とそんなことを思いながら見ていたのですが・・途中で。

あれ・・?
もしや、もしや・・・違う~~!???


確かに、そういう子どもたちがセラピーを受けるようなシーンもあるのですが、ケース39の場合は・・違っていたのですねぇ








※ネタバレしちゃいます~~~








「リリー、あなたもなの~~?」と思わず声に出してしまった、あの「エスター」を思い出させるような
清純、可憐でいたいげな少女の・・・隠された顔に唖然というか・・こ、怖いーーーーー。


なんでしょう、エスターは私最初っから、怪しいぞオーラを感じていたのですが、こちらのリリーは、寂しげな表情がなんとも印象的。

その悲しげな表情や、しぐさに、もうすっかり、守ってあげなくっちゃ!!とエミリーと同じような気持ちになっていましたから、その分ショックも大きいですよねぇ。


リリーを自宅に迎えたエミリーが、よく眠れるようにカモミールティーを飲ませてあげて髪を梳かすシーンなんて、なんと微笑ましかったことでしょう。



リリーの怖さって、自分を守ってくれると思われるヒトをちゃ~んとわかっていて、エミリーを選び、
そうしておいてエミリーのまわりのひとびとを酷い目にあわしていっちゃうところなんですね。


いまだに彼女の持つ力がどんなものなのか、はっきりとは分からないのですが・・、よく分からない分、よけいに怖い。
その人が心に秘めている思い出したくないこと、怖さを感じるもの・・そういうものを幻影として見せちゃうということでしょうか。

仕事がら子どもの心理を熟知しているはずのダグが、見事に打ちのめされてしまうリリーとの会話、ここが本当に怖かったです。
あぁ・・ダグ、教えてしまった・・・って
何かが起こるんじゃないかっていうあたって欲しくない予感が、じわじわ・・と恐怖を煽ります。

ダグを襲った恐怖自分の一番苦手なものをああいう風に見せられたら・・・。パニックになってしまいますよね。


エミリーの事務所の椅子をくるくると回して子どもらしく笑う、リリーが・・なんとも言えず怖い~。


事務所といえば、しだいに家に帰りたくなくなってゆくエミリーが、事務所に残っていると上司が携帯を差し出すシーンがあるのですが
「いつまで私を放っておくの?」というリリーの声が聞こえたとたん、

それまで明るかった事務所が突然真っ暗になり、いつのまにか上司の姿も消えて・・・・暗闇の中、くるくると回る椅子が見える・・・!!

このシーンにも思わずゾクゾク~~
そう、何かが起こる前のシーンって、起こってからよりももっと怖いような気がします。



だんだんとリリーに不信感を抱いてゆくエミリーがとった行動が、あれほど怪しいと思っていたリリーの両親と同じもの・・っていうところがなんともいえません。
しかし、両親はよく10年も一緒にいれました



「どうして欲しいの」と尋ねたエミリーに「愛してほしい」と答えるリリーに、
あ、もしや・・彼女にもこうなってしまった訳が?などと一瞬思っても見たのですが、
それにしてもあの少年に彼女が「させてしまったこと」は、あまりにも酷すぎますよね。


どんどんとこわばってゆく(エミリーを演じる)レニーの表情や、その大きな瞳に映るものまでが怖いような少女リリーを演じるジョデル・フェルランドの上手さに圧倒されて、最後まで手に汗握るほどの怖さでした。どっきんどっきん。




カモミールティーがもう一度登場するのですけど、今度のお茶のシーンは微笑ましい・・なんてシーンではありませんでしたヨ。

ちょっと・・しばらくはカモミールティー飲めないかも

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コメント
こんにちは♪
面白かったですよね、これ。
<両親はよく10年も一緒にいれました>
そうよね・・笑
笑いごとじゃあないけれど、実際10年はもたないでしょって突っ込みいれたくなるよね。
リリーちゃんには、
出生の秘密か何かあるのかな。過去はよく
わからなかったよね。
恋人のダグね。
あの死に方は不憫だったわ。
観ていて気持ち悪かったしね。

<しばらくはカモミールティー飲めないかも>

わかります☆
幸せな気分で飲みたいよね・・・


子供が悪魔っていっても最後まで
顔は普通だったよね。だから逆に怖いってことも
あるかな。可愛い顔してあんなことを・・っていう感じでね。

たまにはホラーも良いよね…笑
みみこdot 2010.11.25 15:13 | 編集
>みみこさん、
こんばんは~。
おお、みみこさんもご覧になったんですね!あとで感想読みに伺いますね。

リリーちゃん、何歳くらいからああいう能力があったのかしら。
あの両親、初め見たときはものすごく怪しくて・・子どもを絶対守ってあげなきゃって思ったんですけどねぇ・・びっくりでしたね。

ダグは・・気の毒だったよねぇ。
怖いものは?って聞かれたときに喋っちゃったでしょう・・、ああっ、言ってしまったよ、どうなるの?ってハラハラしちゃったけど・・。
数があんなにいっぱい出てきたら(幻影といえども)パニックになっちゃうよね。

カモミールティーは、やっぱり優しい気持ちで飲みたいよね。

>可愛い顔してあんなことを・・っていう感じでね

そうだよねぇ、大きな瞳で、どこかちょっぴり寂しげな顔立ちだから・・もうすっかり。

なぜか怖いのが続いちゃったりしています(苦笑)
「シェルター」も怖いのよ・・ジョナリスの首ガックン!がすごいです。
もう、ビックリ。
そして古い作品だけど「雨の午後の交霊祭」こちらも良かったです。
心理的な怖さなんだけどね、哀しさと切なさがあるんですよ~。
お薦めです♪
dot 2010.11.25 20:36 | 編集
瞳さん、こんばんは。
教えて頂いてたコレ、見ました~!
いやぁ・・普通のサスペンスかと思ってたら、オカルトホラーでしたね。
なんだかイヤ~~な感じの面白さがありました。(^^;
リリーちゃんて、エスターちゃんとはまた違った・・ホント、はかなげで
守ってあげたいオーラ出しまくって相手を取り込むみたいな感じで、それがかえって恐かったですね。
カモミールティーも、薬を混ぜた時にはドキドキしたわ・・
気持ち落ち着かなくなるカモミールティーと言うのも初めてかも。(笑)
あ、ブログUPはちょっと先になりそうだけど、まずは瞳さんにご報告~でした。(^^ゞ
tsurubaradot 2011.08.04 19:20 | 編集
>tsurubaraさん

こんばんは。

おお、BBSで書かれていた作品ってこれだったのですね~♪

イヤ~~な感じの面白さ!
ふふ、確かにそうでしたね~(笑)

そうなんですよぉ、エスターは最初っから怪しいーーと思っていたけれど、こちらは・・まさか?まさか・・・ビックリしちゃいました。
てっきり両親が・・って思ってたのに。

そうでしょう!
カモミールティーって心を落ち着かせてくれるお茶なんに・・こんなにハラハラドキドキするなんて。

お茶の登場する映画としても忘れられない1本でした~♪

早速のご報告嬉しいな、ありがとうございます。
dot 2011.08.04 21:53 | 編集
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