2010
09.28

「ロフト.」

ロフト. [DVD]ロフト. [DVD]
(2010/02/26)
ケーン・デ・ボーウフィリップ・ペーテルス

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お友達のブログで発見!これは面白そう~♪とさっそくレンタル。

なんとベルギー映画なのですね。
ベルギーといえば、クリスティの生んだ名探偵エルキュール・ポワロのお国・・、なんていうことはまったく関係ないのですが(笑)

5人の男たちが共有するロフトで起こった殺人事件、いわゆる密室ミステリー、ポワロのように灰色の脳細胞をフルに生かして謎解きに挑戦してみましょうか。

建築家ヴィンセントは、自ら設計したビルの最上階のロフトを自分と友人たちだけのプライベートルームとして共有することを提案、4人の友人に合鍵を渡します。

ところがある朝、友人の一人、ルクがロフトを訪れるとベッドには若い女性の血まみれの死体が。
鍵を持っているのは5人だけ・・、しかし、知らせを受けて飛んできた5人は誰もこの女性を知らないという・・、いったいロフトで何が起こったのか、そして犯人は?


それぞれちゃんと家庭を持つ5人の男性たち。
でも奥さんにも子どもにも内緒の、自分だけの部屋を自分の好きなように使う・・これは確かに心惹かれる誘惑
男性たちがどんなことに使うかってことは想像どおりなのですが
この5人の男性たちでなくてもこのロフト、とっても素敵な空間でこんなところでごろんごろんしたり、本読んだり、ごろんごろんしたり(そればっかり?)してみたいなあって思うような空間なんですよね。

そんな魅力的な場所が凄惨な殺人現場に変わったとき・・、甘い夢は敗れ、なんとも苦々しい現実が5人の前に立ちふさがる!!
何と言ってもここは秘密の場所、しかも・・何に使っていたのか、妻たちには決して知られるわけにはいかない・・っていうことで、男性陣大慌て。

協力しあってなんとかしようと必死になりながらも、互いに胸のうちを探り合う5人。
やがて場面は5人が警察の取り調べを受けているシーンへと変わるので、必死になって事件を隠そうとする5人がいったいどんな羽目で警察の取り調べを受けることになるのか・・そのあたりを想像しつつ・・、
なおかつ、5人のそれぞれの妻との関係、私生活やその性格なんかも垣間見えるシーンが織り交ざっているので、これはもう、目が離せない展開なのです~~。

5人の奥様たち、絶対何か感づいているのでは・・?って思わせるような描き方も面白い♪
犯人は5人のうちの一人に違いないと思いながらも、奥様たちもなにかかんでる?と匂わせたり、他にもキーパーソンとなるような2人の女性が登場したり・・と。

ベルギー作品ということで、俳優さんたちも一度も見たことがない方ばかり、それが逆にとても新鮮でミステリアス。
二転三転するストーリーに、最後の最期にはミステリーの王道、どんでん返しもあり
いやいや~、これは面白かった♪






私にしては珍しく・・・、
※ここからは思いっきりネタバレなので、ご注意を!!




・・で、みなさん、犯人当たりましたか~?




建築家のヴィンセント   
なんだか余裕ありげな態度が一番墓穴を掘りそうなタイプ。
でも言いだしっぺだし、家庭と地位も絶対手放さない男だと思うから、彼がロフトで殺人をするとは考えにくい。

精神分析医のクリス
妻とギクシャクしながらも最初はロフトを使おうとは思っていなかった彼。しかし心惹かれる女性アンへの強い思いは・・ちょっと危ない感じだゾ、約束を破ってアンに鍵を渡してるし。
だけど、ちょっぴりクライブ・オーウェン似の、なかなかいい男、苦悩する顔にくらっときちゃうので、一応犯人から除けとこうかな(おいおい)

第一発見者のルク
糖尿病の妻を大切にする家庭思いの男・・だけど、こういう一番安心っぽい男が一番怪しいんだよね。
「誰かを愛してる?」って妻に聞かれたとき、なぜ黙っていたのか。
一番怪しくない人が犯人っていうのでは、ミステリーの王道すぎるけど、
ロフトを何に使っていたのか、予想できなかった部分で、彼がやっぱり一番怪しい。

ダメダメ男マルニクス
酒飲み、お喋り、KY・・・秘密を共有するときにこういう男は一番マズイ!!
ヴィンセント、よく彼にも鍵を渡したわ・・。
ただ、こういうタイプは絶対隠し通せないから・・犯人ではない。

キレる若者フィリップ
ハンサムだけどとにかく危ない。マルニクスとは別の意味で絶対秘密を共有したくないタイプ。
でも、まあ、彼も犯人では絶対ない・・これはただの・・女のカン(笑)



・・・と私の灰色ならぬ(直感&見た目重視)脳細胞は、こんな予想を頭の中で巡らせていました。
犯人についてはピンポ~ンでしたが、
でもその理由や殺人現場の仕組まれ方・・とかは、全くの予想外!!

見事に騙されました~!!
やっぱりポワロにはなれませんね(笑)




ところで、我が家にも名前だけはロフトっていう空間がありますが、一応そこは読書部屋
決して秘密の空間ではありません~~

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