2010
08.26

「インセプション」

インセプション

睡眠状態にある人間の潜在意識の奥底に潜入し、夢の世界からアイディアを盗む!!
産業スパイ集団のリーダー、コブはその盗みの技術では右に出るものがいないトップリスト。

だが、ある日大物実業家サイトーから、反対にアイディアの種を潜在意識に植え付ける“インセプション”の依頼を受ける。
これまで不可能とされてきた任務のため、コブは世界中からメンバーを厳選し、最強のプロフェッショナル集団を結成するのだが・・・。


何度も何度も見返しては悩みに悩んだ「メメント」やヒース・レジャーの壮絶な演技が忘れられない「ダークナイト」
個人的に一番好きなのは「フォロウィング」だったりするクリストファー・ノーラン監督の最新作。

巷でもたいそう話題の作品ですよね、私もやっと夢の中の映像をスクリーンで共有することができました♪






(ネタバレ的な部分があるかもしれません、ラストについては特に。未見の方はご注意くださいね)







結構難解な部分があるので予習をしていった方がいいのかな・・と思いながらもそのまま臨んでしまったので、冒頭のサイトーの夢の中のシーンでは???の連続
ただ単に誰かの夢の中に入り込む・・っていうものではないのですねぇ・・まずリサーチして、ターゲットが現実だと思い込むような夢の世界を頭に中に設計する!
設計士がいたり、夢の中で様々な人物になりきる偽造師がいたり、複数の人間が夢の世界をシェアするための薬を調合する調合師がいたり・・。

夢の中を何層にもして深く深く潜っていったり・・現実との時間差を生かしてミッションを遂行したり・・とまあ~!!よく考えられているというか!!面白いこと考えますよねぇ
設計士としてスカウトされたアリアドネが作ってゆく、夢の街が折りたたまれていく驚きのシーンや、突然美しい建物が崩れ落ちてゆくという・・衝撃のシーン、映像的にも見ごたえのあるシーンがいっぱい。


でもそんな驚きのミッションの遂行に最大の難敵として常に付きまとうのが、コブの奥さんモルの存在。
マリオン・コティヤールのあの思いつめた瞳の色(怖いくらいでしたね)ディカプリオの額に刻まれた苦悩・・、二人の間にいったい何があったのか・・。
最後に明かされたコブが彼女にインセプションしなくてはならなかった「アイディア」そして、それがもたらした悲劇

甘すぎる夢が、現実の日々をしだいに侵食してゆく怖さを感じながらも、ふと、いやもしかしたら、これって彼女の言ってる方が現実で、実はコブが思っている現実は夢の世界ではないのだろうか??なんて思ってもみたりしてゾクゾクしちゃったり。


しかし、そんな二人の息詰まるような重いシーンと並行しつつ、佳境に近づくミッションの行方が気になる、気になる~~サイトーが気になる、気になる

コブの相棒アーサーのクールさや、模造師イームスの存在にどこかほっとするものを覚えてしまいました。
上の階層で頑張り続ける彼らの活躍、思わずコブ!奥さんをどうにかしてあげて~~って

アーサーを演じるジョゼフ・ゴードン=レヴィッド君、「(500日の)サマー」もとっても良かった注目株
オールバック姿はちょっと会計士さん?(笑)風にも見えたりするのですが、無重力状態でのアクションシーンに目が釘付けでした。

インセプション2


キリアン・マーフィはターゲットの次期社長役でしたね。
きらり・・と心が揺らめくようなその繊細な瞳が素敵♪

アリアドネ役のエレン・ペイジ、マリオン・コティヤールとは全く違うタイプの彼女の存在にほっとしてしまう。
マイケル・ケインもちゃ~~んとどっしり構えているし。
俳優陣の豪華さも堪能しました。

そうそう、渡辺謙さん!!監督が彼自身をイメージして役を作ったという・・素晴らしいことですよね。
なんだか貫禄まで感じちゃった。




ラストシーン、回り続けるコマの回転を・・思わず凝視してしまう・・。
ニクイところで終わりました


コブは現実の世界に戻れたのか、それとも夢の世界に囚われたままなのか。
ミッションの最後の最後を・・見せないままでしたから、いろんな風に取れるラストシーンでした。

でも、コマの回転の行方を追うよりもなによりも・・子どもらに駆け寄っていったコブの姿に、今はもう、夢か現実かそんなことよりももっと大切なことがあるんだ・・と。
私には、とてもほっとするラストのように思えて嬉しい。


飛行機の中で微笑みあう、メンバーの笑顔にも癒されたし(笑)




アリアドネがせっかく用意したトーテムもどこかに登場させて欲しかったなあ・・とか、
コブは、いくらなんでも危険な薬を調合させすぎる~!!とか(仲間をそんな危険な目に!?)
実際ミッションの為に設計した夢の世界は意外と普通っぽかったなあ・・とか(しかし、雪山って戦いづらいよね)

結構いろいろ思いながら


3時間近くの「夢物語」は、一度だけではまだまだ夢を見きれないな~♪
DVDになったら、またじっくりと見返して見たい作品です。
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コメント
こんにちは♪
そうね・・・あの夢の世界は普通だったよね。
夢だからなんでもあり・・・なんだからもっと
摩訶不思議でも面白かったり。でもそうなっちゃうとミッションの目的を忘れちゃったりするかも。
アリアドネのトーテムそういえば、みえなかったよね。わ~細かいこと気づいていたのね。
彼女、コブの奥さんとまた雰囲気が違って癒される感じだよね。配役にもバランスが取れている感じ。
<オールバック姿はちょっと会計士さん>
そうそう…笑、ずいぶんとかっちりしていて・・笑
でもそれでいてアクションもバッチシで、
この映画一番の魅力だったよね、彼。
リーダー彼の方がミッションはかどったかも…笑
みみこdot 2010.08.27 09:19 | 編集
>みみこさん
週末バタバタしていてお返事遅くなりました、ごめんなさい。

劇場へ見に行くことができてよかったわ、「インセプション」
うんうん、どんな奇抜な世界の中でミッションを?って思ったら意外と普通でしたよね。
雪のシーンは、ちょっと007っぽい?(笑)
>でもそうなっちゃうとミッションの目的を忘れちゃったりするかも
あはは・・確かにそうですよね。奇抜な世界にばかり目がいっちゃうかも。

アリアドネのトーテムも使われるのかなあって思っていたの。
コブの奥さんが強烈でしたもんね、同じようなタイプだったらキツイですもんね、清涼さが良かったよね。

えへへ、レヴィット君、アクション頑張っていましたよね。
「ロックアウト見張り」そして「ブリック」と只今お祭り中です(笑)
どの作品も全然雰囲気が違う~!!
演技派さんですよね。
新作では自転車に乗って猛アクションを繰り広げるんですって!!

レオ様が苦悩をしょっていたので、この作品でもクール&アクションを一手に引き受けていましたよね♪
dot 2010.08.30 07:00 | 編集
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