2008
02.23

「イタリア的、恋愛マニュアル」

イタリア的、恋愛マニュアルイタリア的、恋愛マニュアル
(2008/01/25)
ジョヴァンニ・ヴェロネージ

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恋し、愛に悩む、恋人たちや夫婦の4つの恋愛物語。登場人物たちがそれぞれに交差する群像劇になっているのも嬉しい。

第一章:めぐり逢って
若い男女の出会い。
う~ん、これねぇ・・。盛り上がれなかった・・私(苦笑)。
トンマーゾ君(ごめん、最初冗談かと思った、この名前、あちらでは普通なのね)のキャラが・・。こういうゴーインなタイプはダメなの~~。すごい引いちゃう。
そりゃあ、恋は盲目、ある程度は強気が必要だと思うけど・・これじゃストーカーじゃないか・・。
くるくる飛び跳ねた髪や、ちょっとたれ目の目は確かに可愛いけど(後で出て来るめがね姿は、結構好き)ジュリア、あなた・・いいの~!?って思っちゃいました。
ジュリアの心の変化も・・よく分からなかったし(整形手術って?)。
同居のアダムに激しく同情しましたよ(笑)
まあ、でも幸せそうな二人は見てて気持ちのいいものですよね(それでおしまいかい!?感想)

第二章:すれ違って
こちらは逆に、倦怠期真っ只中の夫婦。夫の何を見てもイヤになってしまうバルバラと、距離を埋めようともしないマルコ。
すっごい、悲しくなってくるお話なんだけど、こっちはすごーーくうなづけた(おいおいーーー!苦笑)
4つの物語の中で、ただひとつ、最後まですっきり幸せなラストでもないんだけど・・でも、一番リアルっぽくって。
あなたの妻はもっと輝ける人だよ~!無気力なマルコにお説教したいけど・・。夫婦ってどこか不思議なものでもあるから・・。どうなるのかなあ・・この二人。
今後が一番気になる二人でありました。

第三章:よそ見して
イタリア人って、夫の85%、妻の60%も浮気をするってーー!!本当?う~ん、そりゃあ恋愛マニュアルも必要かも。
「でもうちの旦那は優しいからその心配はなし」と言う婦人警官オルネッラだったけど。灯台元暗し・・、油断大敵ですね。自分のダンナだけは・・と思ってたらダメよぉ。しかし、夫の浮気現場を見た彼女の、反撃がすごいね~!!
夫へも三行半を叩きつけ、仕事では鬼のような交通違反チェック。でもこういうタイプの女性って好き(笑)
また何かあるかもしれないけれど、この二人は大丈夫かな・・・って気がしましたよ。


第四章:棄てられて
妻に家出された小児科医のゴッフレード。
気の毒だけど、かわいそうだけど・・ごめん・・どこか可笑しくて(笑)
感動的な留守電は・・あんなことになっちゃうし、看護婦さんに好意を寄せられておうちに行けば・・あの結果・・。
本屋で恋愛マニュアルの、しかも、ちゃんと「捨てられて」を買うところなんて・・。あぁ・・買うのね・・って(苦笑)
でも傷心で漂った海辺で、最後に彼を待っていたもの・・。
良かったですよね~、このラストは。

「捨てられて」もまた「めぐり遭って」。思いがけないところに出会いは待っている。

4つの物語の、それぞれのテイストが違ってて。新鮮でいて、ちゃんと交わっている。
群像劇の、あ・・こんなかかわりがここで・・・っていうシーンも面白い。
やっぱり好きだな、群像劇って。
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