2010
07.05

「(500)日のサマー」

(500)日のサマー [Blu-ray](500)日のサマー [Blu-ray]
(2010/07/02)
ジョセフ・ゴードン=レヴィットズーイー・デシャネル

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この出会いは運命?それとも偶然?

建築家を夢見ながらも、グリーティング・カードの会社で働くトムは、ある日アシスタントとして入社してきたサマーに一目ぼれしてしまう。


エレベーターの中で好きな音楽の話をしたことがきっかけで、言葉を交わすようになった二人。
トムにとってそれは運命の恋と思えたけれど・・。



残念ながら、こちらでは劇場公開が無かった作品、でもとってもとっても気になっていたんです!!


あぁ、しかし見終わってもまだまだ引きずるこの気持ち。
どういったらいいのでしょう、映画の中だけのお話として割り切って見ることができませんでした。

キュートで微笑ましくて、でもズキズキ痛くって悲しくて。
優しくもあり、残酷でリアルでもある。
出会って過ごした、そう500日分のいろんな思い、感情が・・見ているこちらにまで感染しちゃうような、そんな物語。


運命の恋を信じる青年トムが、恋した相手サマーは愛を信じない女性。
「恋人なんていらない」
誰かの所有物にはなりたくない・・私は私でありたい・・、それって誰もが心の中では思っていることですよね、でもそれをあんな風にきっぱりと言葉に出して宣言するってなかなかできないこと。

なんて自分に正直なんだ・・とある意味感動を覚えちゃうけれど、自分に正直すぎる彼女はそんな気持ちになったから・・とコピー室で情熱的なキスをしちゃったり、踊りたくなったからっていいムードでダンスをしちゃったり・・。
そりゃあ、トム青年が脈あり!!って思っても仕方がないゾ~~

一夜を過ごした翌朝のトムの舞い上がりっぷりがとってもキュートなんですよね。
まるでミュージカル映画のように踊って歌って・・青い鳥まで飛んできちゃう(笑)

リアルかと思うとこんな風にかわいいシーンもあったり・・と、この映画、描き方がとってもユニークで面白い。


だってまず500日の描き方も、普通に1日目から順を追って見せるのではなくって、
1日目二人は出会う、
300日目、なんだかぎくしゃくしている二人、
そしてまた時間は戻って4日目、二人は初めての会話をかわしちゃってる・・っていう風に。

時間軸が行ったり来たりして見せてゆくその展開に、この時の二人はこうだったんだ・・とか、何日めにはこんな風になっているけれど、いったいその間に何があったんだろう・・とか。
その間の二人の時間を心の中で想像膨らませてしまうんですよね、よけいドキドキしてきちゃう。


トムの心の中の期待と、現実のシーンを2分割して対比して見せるシーンも、こんな風になることを夢見ていたのに実際は・・と思うとそれはもう切なくて。


キャストがまたいいんだなぁ~♪

大評判のジョセフ・ゴードン=レヴィット君、細身でシャツオンベストやスーツ姿もキュートなんです。うんうん、絶対日本人女子受けするタイプだと思う。
笑うと目じりに皺が寄る・・その笑顔がヒース・レジャーにすごく似てることにもドキドキ。

そんなレヴィット君が演じるトムだから、サマーに振り回されてしまう姿には、どうしても「ええっ~~!!サマー、それはないよぉ・・」なんて思ってしまうのですけれど。

情熱的にキスを求めるかと思ったら、見事にクールに離れてゆく・・小悪魔的な魅力のサマーを演じるズーイー・デシャネル、特別美人っていうんじゃないけれど、とっても気になるオーラが出てる!
大きな瞳も印象的。
彼女の瞳ってちょっとトレーシー・ハイド(懐かしい)を思い出しちゃう。

トムの友人役で海外ドラマ「クリミナル・マインド」の天才ドクターを演じているマシュー・グレイ・ガブラーが出てるのも嬉しかった♪



どんどんとすっかりトムに肩入れしながら見ちゃってた私ですが、そんな私でもドキッ・・としてしまうシーンがありました。
一緒に見た映画「卒業」・・涙、涙が止まらない彼女にトムは、慰める気持ちなんだよね、きっと・・、でも「ただの映画だよ」って言ってしまう。
もう帰りたいのっていう彼女を引きとめて「パンケーキを食べにいかない」とも。

こんな風に付き合っていたらいつかはきっと運命の恋人同士になれるはず、いやなれなければオカシイ・・そんな気持ちがだんだんとトムの心を無神経にしていたのかも。(だって私もそうならなければオカシイよ!って実際思っていましたもん)
いやはや~~~、誰にでも絶対あることだけれど・・こういうちょっとしたことをこんな風見せるなんて・・あぁ、なんてニクイんでしょう、この映画。


ミュージッククリップを制作していたという、本作が長編監督デビューのマーク・ウェブ監督、音楽シーンの使い方も魅力的♪。
冒頭の「これは男子と女子の出会い(Boy meets Girl)の物語である。しかし、はじめに言っておこう、これはラブ・ストーリーではないと」っていう言葉!
これをあとから思いだして・・思わず「う・・上手い~~!」って唸ってしまいました。

なんだかまだまだ・・当分いろんな思いを引きずっちゃいそうですヨ。


あ、だけどラストシーンにはちゃんと私好みの優しいシーンが用意されているのも心憎い。
そう、次の季節(良かったね)はもう始まっているのだから

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コメント
おはようございます~~
観ました。彼、可愛かったですね・・・笑
確かに笑顔が素敵。
彼目当てで観ると、可哀想だわ・・・という感情がふつふつと湧いてきますよね。
ミュージカルシーンは楽しかったわ。こういう映画でもOKっていうことも証明されたみたい。
私も↑の「卒業」を観た後の彼の言葉。
ちょっと気になったかな。知らないうちに彼女の気持ちを複雑にしていったのかも。
やっぱりハッピーが続くと、なあなあ・・になってしまうところもあるものね。
でもまあ・・ラストは良い風になってお互いに
付き合った日々は無駄ではなかったということで
ヨカッタヨネ。恋愛っていろいろあるから面白いし
ああ・・私ももっと素敵な恋、リアルでしておけばよかったと思ったわ(もう終わってしまったようないい方だけど・・・笑)
みみこdot 2010.09.12 08:05 | 編集
>みみこさん
こんにちは。
朝晩、すこし涼しくなってきたかな。
そうそう、来月はオータムですねぇ(このラストシーン粋ですよね!)

鑑賞されたんですね♪
うわぁい、お話にきていただいて嬉しいです。
私もあとでお邪魔しますね。

物語はすっかりとレヴィット君目線で描かれているので、気持ちがどんどんと入っちゃいますよね。
うんうん、ミュージカルでもイケますよね、彼、すごいなぁ、いろんな役がこなせそう。

「卒業」のあとの言葉ね、そうですよねぇ。
彼にしたらなにげない、本当にふっと口に出しちゃった言葉かもしれないけれど、どこかで無神経になってきつつあったのかもしれないよね~。

>恋愛っていろいろあるから面白いし
ああ・・私ももっと素敵な恋、リアルでしておけばよかったと思ったわ
この映画って、すごくリアルに感じられるから見終わってからもいろいろ思っちゃいますよね。
私もしておいたら・・良かったヨ~~♪
あとは、素敵なスクリーンの殿方に恋するくらいかしら~(笑)



dot 2010.09.14 16:58 | 編集
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