2010
06.26

「愛すべき女・女たち」

愛すべき女・女たち [DVD]愛すべき女・女たち [DVD]
(2004/04/23)
ジャン=リュック・ゴダールミシェル・メルシェ

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古代から現代、そして未来へと・・それぞれの時代に生きる娼婦たちの愛すべき姿を名匠たちが描く。
6話からなるオムニバス映画。



第一話 『神代に起った女の変身』
監督フランコ・インドヴィナ、脚本エンニオ・フライアーノ
出演ミシェル・メルシエ、ガブリエレ・ティンティ、エンリコ・マリア・サレルノ

第二話 『ローマ皇后も好きだった』
監督マウロ・ボロニーニ、脚本エンニオ・フライアーノ
出演エルザ・マルティネリ、ガストーネ・モスキン

第三話 『貴族好み』
監督フィリップ・ド・ブロカ、脚本ダニエル・ブーランジェ
出演ジャンヌ・モロー、ジャン=クロード・ブリアリ、ジャン・リシャール

第四話 『手管に踊る倖せ』
監督ミヒャエル・フレガール、脚本アンドレ・タベ、ジョルジュ・タベ
出演ラクエル・ウェルチ、マルティン・ヘルト

第五話 『快楽を運ぶ救急車』
監督クロード・オータン=ララ、脚本ジャン・オーランシュ
出演ナディア・グレイ、フランス・アングラード、フランシス・ブランシュ

第六話 『未来展望』
監督・脚本ジャン=リュック・ゴダール
出演アンナ・カリーナ、マリル・トロ、ジャック・シャリエ、ジャン=ピエール・レオ
原題は「世界で最も古い職業」=娼婦・・のお話。
う~ん、確かにアダムとイブの時代から、そう、世界は男と女で出来ているんですもんね




第一話は、好きな男性に振られちゃった女性が化粧を覚え大変身!
みごと自分が男性を選び報酬を得ることを覚えるというお話。

魅力を開花させた女性が、その道に目覚めちゃったっていうことなんですけど・・、
でもでも、お化粧する前の方が絶対可愛いゾ~~と思ってしまいました(苦笑)



第二話は、浮気っぽい皇帝が妃に隠れてお楽しみをしようとしたら・・なんとお金で買ったお相手は当の皇后だったとは!

お楽しみは必要なのは男性だけじゃないってことかしら
皇后のドレスからじゃらじゃら~~ってお金が落ちてくる最後のシーンに思わず目が点になってしまいます(苦笑)




さてさて、第三話のヒロインは、ジャンヌ・モロー
しっかりものでたっぷり稼ぐ娼婦ミミだけど、貧乏学生の作り話にころっと騙されて・・。

フランス革命時代なんですね、ミミの部屋から見える断頭台がなんと学生の(作り話の)小道具に使われちゃう!
そういう時代でもやっぱり、貴族っていう階級には夢を抱くものなのね~♪

ミミの部屋を舞台にした二人のやりとりや、訪れる他のお客たちの姿(ナポレオン!?)も面白い。
なにより、モロー演じるミミのキャラクターが なんとも愛らしいですよね~♪





第四話も面白かった~。
ラクエル・ウェルチ綺麗です
お相手したさえないおじさんの正体が銀行頭取だと知った娼婦が手練手管で結婚へとこぎつけちゃう。

彼女の愛が本物で(実は)自分はとんでもなく魅力的な男なんだ!!と幸せそうな男の様子を見ていたら・・思わずこれでいいのだ!!って思っちゃいます(笑)




第五話・・は、むむむ・・・救急車を使うっていうのがいいアイディアとは思えないけど(苦笑)絶対ばれちゃうよね?
奇抜なアイディアが現代風?っていうことでしょうか。



そして第六話。

ゴダールのこのエピソードがいいよ~!と噂には聞いていたのですが、確かに確かに、これは面白かったです。

なんと未来の娼婦は、行為と言葉が分業?状態。
でも、銀河系からやってきた一人の男が、そのタブーを破ったことから・・新しい形が生まれようとする・・。


そっと唇を寄せるラストシーンになぜだかとてもドキドキしてしまいました。





娼婦がヒロイン・・なんて聞いていたら、いったいどんなお話!?と思うけれど、どのお話もちょっとふふって笑ってしまうような。
可愛らしくてコミカルな「愛すべき女たち」
これって世の男性たちの願望?なんて思ってしまったら偏見でしょうか(笑)

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コメント
最終話のゴダールですね。前にも書きましたがオムニバス映画って共作でもあり競作でもある。その点で云うとゴダールのエピソードが他の作品と比べて郡を抜いた強調性(協調性ではない)があります。『オムニバス映画ワールド』を開いてわかったんですが、ゴダールは『10ミニッツ・オールダー』や『ベトナムから遠く離れて』『パリところどころ』等、かなりの作品でオムニバスに参加して他の作家とは違う独自の映像を作り上げていますね。で、このエピソードが後の長編『アルファヴィル』に繋がっていきます。

ところで、ご存知かもしれませんが『ニューヨーク, アイラブユー』のDVDリリースが決まりました。8/27です。『パリ、ジュテーム』のような豪華版ではないようですが、特典でヨハンソン監督の未公開エピソード付き!買いですかねぇ(笑)

いつも書き込みありがとうございます。
SALONはヘンリー・フォンダ、マリリン・モンローUP完了で、現在アラン・ドロン作成中。お楽しみに!
NARCYdot 2010.06.28 09:31 | 編集
>NARCYさん
ゴダール面白かったです~♪
そうですよねぇ・・オムニバスってともに1つの映画としてまとまりながらも、それぞれが競い合っていますもんね。
強調性~!!うわ、この表現ぴったりですね!(メモメモ 笑)
『パリところどころ』そうそう、そうでした!こちらは以前見ましたよ♪

『アルファヴィル』は私全く知らなかったのですけど、『愛すべき女・女たち』を見てネットをまわっていたらそういうお話が挙がっていて。NARCYさんももちろんご存知だったんですね。
興味津々です♪

はい!『ニューヨーク, アイラブユー』DVD買います~(笑)
そうですね、未公開エピソード楽しみです。モノクロなんでしたっけ。
岩井監督のインタビューもついていたら嬉しいのになぁ。

きゃ~~、SALONにドロンがi-189
うわぁ・・それはそれは楽しみがまたひとつ増えちゃった。
ドロンの作品は最近の以外は全部見ていると思うので、またお話したいです。
dot 2010.06.29 07:30 | 編集
アラン・ドロンの特集が完成しました。是非、元祖イケメンを御堪能下さい(笑)
で、べつにドロンに限ったことではないのですが、日本デビューの『恋ひとすじに』(1958年)の紅顔の美少年から、今のところ引退作らしい『ハーフ・ア・チャンス』(1998年)の白髪の老人まで、画像を並べてみると人の歴史が伺えますね。映画はまさに人間の記録ともいえるでしょう。

最近『ボッカチオ'70』というオムニバス映画をUPしました。4つの官能的なエピソードで、監督がフェリーニやヴィスコンティなどの大御所。最後のトリがソフィア・ローレンで『昨日・今日・明日』と同じ頃の作品。ナイス・バディにさすがの貫禄でした。200分と少し長い映画ですが、未見でしたら是非!

次はローレンを特集したいですね。
NARCYdot 2010.07.01 19:35 | 編集
>NARCYさん
おおおおーー、ドロン完成ですか~i-189すごい~!速い~!!

お知らせありがとうございます。
うんうん、元祖イケメンi-178
時代のアイコンともいえる存在ですよね。
楽しみi-175早速あとで伺います~♪

>映画はまさに人間の記録ともいえるでしょう。
そうですよね。
そして、こんな風に記録となるくらい映画に出演でし続けることが出来るスターって素晴らしいですよね。

『ボッカチオ'70』
監督にヴィスコンティが!?うわ、全然知りませんでした。
しかもトリがソフィア・ローレンであの時代の作品なのですね。それはそれは・・楽しみです。
ぜひ見てみたいと思います。

ローレン、BSで「レディL」も録画したのですよ♪
ポール・ニューマンと共演しているのですね。
ローレン特集もぜひぜひ~!お願いします。


dot 2010.07.01 21:25 | 編集
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