2008
02.20

「アメリカの夜」

映画に愛をこめて アメリカの夜 特別版映画に愛をこめて アメリカの夜 特別版
(2008/10/08)
ジャクリーン・ビセットジャン=ピエール・オーモン

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以前から観たかったこの映画、BS放送で観ることが出来ました。
フェラン監督による映画「パメラを紹介します」が、今まさにニースで撮影を開始しようとしている。
しかし、映画制作にはいろいろなトラブルがつきもの。
神経衰弱気味の主演女優に女性問題で悩む男優、妊娠が発覚した新人に、現場でもアルコールに手を出してしまうベテラン女優・・。

前途多難なこの顔ぶれ・・、でもそんな彼らの才能を信じ、手綱を取っていく・・!これが、監督の腕の見せ所なんでしょうね。忙しいさなかにも悩みを聞き、なだめたり・・諭したり・・大変ですよ~。
そんな監督自身も、内にはいろいろ思うところがあるわけですよね。夢の中で拾い集める写真は名作「市民ケーン」。
フェラン監督を演じるのはF・トリュフォー自身ですよ。なかなかいい感じです。

キャストの問題ばかりじゃなくて・・たとえばあるシーンのテープがダメになってしまったり、猫が言うことを聞いてくれなかったり。

いろいろなトラブルや、問題に対処しながら、1本の映画が出来上がるまでの様子を描いてみせる作品です。
「パメラを紹介します」のシーンも織り交ざられて、1本の映画の中で、もうひとつ映画も楽しめるのも嬉しいですね。

劇中映画「パメラを紹介します」は、夫になる男性の父親と愛し合ってしまう女性の物語。
パメラを演じるジャクリーン・ビゼットの美しいこと!!

瞳がとっても綺麗です。
神経衰弱から立ち直った・・女優ジュリー役の彼女、美しさの中にもちょっともろさも見えて、そこがまたとても魅力的でもありました。

そして、劇中映画の中では彼女の夫役、アルフォンス。
新人スクリプトガールに振り回され、振られると映画を降りると言い出し、同情したジュリーには・・あの仕打ちと。
おいおい~~!!なんちゅー、幼さ!!
しっかりせい!!と言いたくなるような男ですが・・綺麗な顔なんですね(笑)
そう、現代ものより、古典ものの方が絶対映える顔立ち。そして、唇が薄い(くらり~~、唇の薄い男に弱い・・爆)


監督もスタッフも大変ですよ。
小道具係りも大変です(笑)
もちろん、あれこれいいながら、演じる俳優さんも大変なのでしょうね。


いろいろなドタバタ(最後には悲しい事故もあったりします)がありながら、映画完成直後のインタビューに答える小道具係りのこの言葉・・。
「なにもかもうまくいったよ。我々がこの映画を楽しんで作ったように、お客さんもこの映画を楽しんで見てくれれば、それでもう何もいうことはない 」
泣けるじゃないですか・・。

映画作りという、怖くて大変だけれど、でもやっぱり魅力的な世界を垣間見て。また新たに映画の魅力を再認識したような気がします。

これからもいっぱい映画を観るゾーー!
エンドロールももちろん最後まで観るし・・ね!!(笑)


タイトルの“アメリカの夜”とは、夜のシーンを昼間に撮るため、カメラにフィルターをつける撮影の技法のことだそうです。
ハリウッドで始まった技法なのでこう呼ばれたそうですよ。

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コメント
こちらにもお邪魔します(^^ゞ)
私も 去年の初めにDVDで再見しました。
(最初は画像の悪いVHSでした。)
最初に観たのは十数年前、あの時はトリュフォー作品の知識に乏しく へぇ~映画制作も大変なんだ~と思って観ていました。
その後、この作品にいろんな遊びやオマージュが存在することを知り、去年は興味津々で観てみたんだけど、やはり知識不足もあって殆ど分らなかったです。(苦笑)
ビセット、大好きな女優さんです、綺麗ですよねぇ~!
この映画のビセットは 実は全盛期のワガママ女優ジャンヌ・モローがモデルだったそうですが、なるほど・・と思いましたよ。
そしてトリュフォーと言えばジャン・ピエール・レオですね。 
監督の前では彼は常に子供なんですよね。
この作品でも とことん困った坊ちゃんでしたものね。
それにしてもクレーンでの撮影シーン、興ざめでしたよ~(笑)
「アメリカの夜」、この意味面白いですね。
ビセットが トリュフォーの長い説明の後で なぁ~んだアメリカじゃ簡単よ・・みたいなことを言ったとか言わなかったとか・・聞いたことがあります。

>>これからもいっぱい映画を観るゾーー!
エンドロールももちろん最後まで観るし・・ね!!(笑)
そうですよね、いっぱい観たいですね。
そして たくさんお話しましょう~~、よろしくお願いしまーす(^^ゞ)
カポdot 2008.03.23 00:41 | 編集
>カポさん
まあ、カポさんは再見されたんですね。
いろんな遊びやオマージュの存在・・・
ほぉ~~、それを聞くと、なんだかもう一度観てみたいわ~。あ、勉強してから・・だけど(笑)
トリュフォー作品の知識、全然詳しくないのでカポさんに教わりたい~。

ビセット、綺麗でした~!!
華があるって、こういうことだ!って思いましたよ。
ジャンヌ・モローがモデル~!そうなんですね。
ジャン・ピエール・レオ・・困った坊ちゃんでしたね。
でもダメ男ってどこか、母性本能くすぐられちゃう(笑)
クレーン、そうそう・・なんだかねぇ(苦笑)
アメリカの夜・・の意味は面白いですよね。まさかこういうことだとは・・。
虚構の世界を創りあげる・・そしてそれをどれだけリアルに見せるか、映画作りの醍醐味ですよね。

いっぱい観ましょうね~。
感想書くのに・・はぁはぁ~しながらですが(笑)
でも、感想が苦痛にならないように・・気を抜きながら(?)観ていきたいと思います。
またお話にいきますね~。
dot 2008.03.23 17:46 | 編集
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