ポニョ、ポニョ~ポニョ、さかなの子♪
流行りましたねぇ、テーマソング。覚えやすくて歌いやすい~、そしてインパクトありですもん。
劇場で見逃した宮崎アニメ、地上波初登場!ということでおうちで鑑賞。
冒頭の海の中のシーン、
青や、緑・・黄色のグラデーション・・鮮やかなその色合いに目を奪われ、
ゆらゆら揺れる水の感触まで感じられるかのようなくらげの動きが楽しい。
くらげの頭?に乗っかって、お布団のようなベールをかぶり海の上を目指すポニョ。
お父さんであるらしい怪しい男フジモト(手塚アニメのキャラっぽくないですか?笑)の目を盗み、好奇心いっぱいで海の底から出てきたポニョは、やがて崖の上の家に住む5歳の男の子宗介と出会います。
「ソウスケ、ダイスキーーー」
一度は、フジモトの手によって連れ戻されたポニョですが、(フジモトが貯め込んでいた)魔法の力によって・・また再び宗介の元へ。
でも、そのあまりのパワーが、天地異変を巻き起こしちゃう・・。
魚の波に乗って、乗って・・ポニョが宗介の乗る車を追ってゆくシーンの面白さ、ワクワク感。
海が荒れて、波も高くて道に水がどっしゃーーーんと押し寄せてくるから・・ハラハラしちゃうんだけれど(しかも宗介のママのリサの運転大胆すぎですが 苦笑)、こういうのって、やっぱりアニメならでは。楽しいですよね。
人間の女の子になっちゃったポニョ(かわいくなったーー笑)が、宗介のおうちで一緒にお茶を飲んだり、ラーメンを食べるシーンもほんわかしていいですよね。
宮崎アニメって、食べ物のシーン、美味しそうなんですもん♪
(翌日の我が家のお昼ごはんは、チキンラーメン 笑)
そうそう、崖の家のおうちで翌朝、目が覚めたら、おうちの窓の下ぎりぎりに水がちゃっぽ~~んって。
まるでプールみたいになっていて・・ポニョや宗介が窓のところから水面を覗きこむシーンも楽しかったですね。
ただ・・とっても満足したかと聞かれると、物足りない~。
フジモトのつぶやいていた人間の犯した罪やら、恐ろしいことが起こる・・っていう、伏線が・・??って思っているうちにそのまま終わっちゃってて。
確かに海は荒れて、月まで迫ってきていたのに・・でも、ほら、町の人々はあんなに平和だし、争いは起こらないし。
ああっ・・みんな、それでいいの!?って思わず突っ込んでしまいました(苦笑)
フジモトもいつの間にか、とってもイイ人キャラになってましたよねぇ。
人魚姫のように人間に恋した魚の子。
その試練も悲しさも・・あっさりと乗り越えてしまいましたが・・。
いや、それとも試練はこれからってことなのかしら?
まるでオフェーリアのように登場したポニョのお母さん。
巨大化した時、思わず「カ・・カリプソ・・」と呟いてしまった私でした(笑)
リサとどんな会話を交わしたのでしょう、あのあたりももっと見せて欲しかったな。
そう、そしてすごく興味があるのが、彼女がいったいどんな風にフジモトと恋に落ちたかってこと♪
だって、フジモトは人間であることを捨ててしまったくらいなんですもんね。情熱的じゃないですか~。
これ、スピンオフでどうでしょう?(笑)
最後に・・宗介。
素晴らしすぎる

宮崎アニメ最少年齢にして、最高のヒーローでしょうか。
「こんな5歳児、おらんよ・・ね。」うちの息子のひとことです(笑)
あ、ちなみに去年生まれた我が家の初孫ちゃんも・・同じ名前です

(漢字が違いますが)
ぜひ将来、ポニョの宗介のように「誰かを守り通せる」男の子になって欲しいものですネ。
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