2010
01.23

「バーナード&ドリス」

バーナード&ドリス

アメリカのたばこ産業で、巨万の富を築いた父親の遺産を12歳で相続したドリス・デューク。
世界一の女性富豪と呼ばれたドリスと、彼女に仕えたあるひとりの執事の物語・・。


富豪に仕える執事・・と聞いたら、それはもう興味津々です。

「日の名残り」のようなお話かしら・・それとも?
目を見張るようなお屋敷にきっとお茶のシーンも出てくるに違いない~~!!

なにより、なにより、レイフ・ファインズの執事姿が楽しみで(笑)



でも、この作品、私の予想していた執事物語(?)とはちょっと違っていましたよ~。


それはもう、豪華なお屋敷に贅沢な暮し。
地下のワインセラーにはずらりと並ぶ秘蔵のワインに・・ドリスのドレス(執事の面接にやってきたバーナードが最初に見たドリスのあの真っ赤なドレスのゴージャスなこと!)や、宝石。
嬉しいことにお茶のシーンもあるのです。

美しく輝く銀のポットから注がれる朝のお茶♪
おお~!!なんてゴージャスなんでしょう。

ある日のお茶のシーンでは、いつもと違うポットでお茶を入れてきたバーナードに、ドリスが
「どうしてアールデコ調のポットに?私は、クリストフが好きなの」
な~んて言うシーンがあったりしましたよ。
クリストフと言うと、ドイツの有名銀器メーカー、クリストフ・ウィドマン社のものでしょうか。

おっと・・いけません。ポットの話題にわくわくしてしまって、お話が逸れちゃいましたヨ。


そんな風にお約束?のお茶のシーンも登場する、女主人と献身的な執事の物語なのですが
物語が進むにつれ、二人の間に流れる空気の色が徐々に変わっていく・・。

まだ雇われてすぐのころ、バーナードがドリスに「あなたの世界は何色?」と聞かれるシーンがあります。
「お仕えする方の色に染まります」と答えるバーナード。

その言葉通り、しだいに変ってゆくバーナード。
黒い執事服から、おしゃれなシャツ・・、髪も伸ばして。

ゲイであることをカミングアウトしたバーナードとドリスの間には、恋愛感情ではないんだけれど、でもそうかといって、主人と執事っていうだけのものではない・・、なんとも説明しがたい空気が流れていくんですねぇ。

うんうん、これは(私の予想していた)ただの執事物語ではなかったわ。
なにより、バーナードのキャラクター、予想外でした。


ビックリするような派手なお洋服にも目が釘付け(笑)お化粧もバッチリ!のシーンまでありましたけど、
レイフが演じると全然違和感ないんですよねぇ。
(いや、そういう意味じゃなくって・・笑)
演じきってしまうんですもん♪ブルーグレーの瞳も素敵。


スーザン・サランドンとレイフ・ファインズ!
二人がそれはもう見事な演技を見せてくれるものだから、ドリスとバーナードの不思議な結びつきに・・いろんな想像やら思いが浮かんできちゃうわけなんですよね。

そして、強い部分もたくさん持ち合わせているけれど、弱いところや、孤独な部分も抱えている、とても魅力ある人物でしたね、ふたりとも。



実在の人物同士ということで、実話の部分もあり、フィクションもありだとか。
特典映像の中の実際のドリス嬢は、それはもう目力のあるキリリとした顔立ちの方でした。
想像できないような莫大な財産を相続するって、もちろん羨ましくもあるけれど・・恐ろしくもありますよねぇ。

どこに行っても、何をしても、注目されてしまう私生活の重責って・・分からないけれど、恐ろしく重いものかも。
映画の中でもイメルダ夫人やブッシュ大統領・・実名の有名人の名前がいろいろ出てきましたね。


でも、温室で蘭の世話をするシーン。
ただのひとりのドリスに戻れる、ああいう時間が一番リラックスして輝いて見える・・。映画の中でも好きなシーンでした♪
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コメント
こちらにもお邪魔。

これ、みみこさんの所でも紹介されていて、気になっていたの。
(蛇足ながら・・・、DVDではこれが私の新年初鑑賞作でした。)

全く予備知識もなく観て、最初はちょっとコメディー・タッチの執事物かと思いきや、時折実在の有名人の名前も出てくるは、どんどん違う方向に話が展開して行って・・・。(汗)
恥ずかしながら、特典映像を見て納得し、もう一度改めて鑑賞した次第。

>クリストフと言うと、ドイツの有名銀器メーカー、クリストフ・ウィドマン社のものでしょうか。

おお、瞳様さすがっ!
そうか、そうか、ウィドマン社もありましたね~♪
私なんぞ、てっきり、「クリストフル」社の字幕間違いだろう、と思い込んで居りました・・・。(汗)
そういえば・・・、来月、また「お茶」の本場に行って参ります。
(ふたたび、クリームティー&ウェストエンド三昧をして来ようかと。)

以前、瞳様と「女装」ネタで盛り上がり(!?)ましたが、本作もある種の「それ」でしたね。
レイフよ、お前もか・・・。(笑)

Aramisdot 2010.02.22 17:23 | 編集
>Aramisさん
Aramisさんもご覧になったのですね~!お話できて嬉しいな~♪

>全く予備知識もなく観て、最初はちょっとコメディー・タッチの執事物かと思いきや
うんうん・・私も全然知らなくて、こういう物語とは思いませんでした。

>私なんぞ、てっきり、「クリストフル」社の字幕間違いだろう、と思い込んで居りました・・・。(汗)
おお、でもそう言われれば「クリストフル社」も銀器有名ですよ!!
私は、そちらが浮かばなかったわ~。
もう、お茶のシーンやポットが登場すると俄然乗り出して見ちゃいます(笑)


きゃ~!!いいな!!羨ましいですv-344
本場のクリームティー♪、
どうぞ、楽しんできてくださいね~。

>以前、瞳様と「女装」ネタで盛り上がり(!?)ましたが、
そうでしたね~(笑)
ええ、これもまた予備知識無かったので、ビックリしましたよ。
レイフもね・・、なりきっていましたよねぇ。
dot 2010.02.23 21:21 | 編集
こんにちは♪やっと見ましたよ★
予想を裏切るような執事の物語でしたね。
もっと感動的でしっとりした雰囲気のお話かと思っていました。
個性的なお二人は不思議な関係でしたよね。
お互いがお互いの個性を尊重しあっていた様子で
楽だったのかな・・・・。
そうそう・・私もあの蘭の栽培シーンが印象的でした。
美しい花を一生懸命育てようとする姿に、普通の人というか、
身近な人物に感じました。
↑でもコメントしていますが、さすが瞳さん、食器については詳しいし
きちんとチェックしていましたね。私もああいう優雅なお茶をいただきたいのですが・・・笑
レイフファンとしては、めったに見ることができない姿を見ることが
できて、満足です。久々に長髪みました・・・。


ところで、「ニューヨーク~~」は神戸までお出かけして
鑑賞だったのね。すごいわ・・・念願のスクリーン鑑賞でしたものね。
至福の時間が過ごせたのでは・・・。
またプラス500円でのデザート食べ放題も気になりました・・・笑
おいしそう~~

春はなにかみにいけるのかしら~~~~♪
みみこdot 2010.03.15 16:44 | 編集
>みみこさん
こんばんは~。
あっ、みみこさん、DVD鑑賞はやはりこれだったのね~?(笑)
そうそう、そうなんですよね。
どんな執事物語かしら・・・と思いつつ観ましたが、こういう展開になるとは予想できませんでしたよ。
そうでしたね!確かに二人とも個性的!!

蘭のシーン、良かったですよね。あの蘭のお部屋(?)も素敵だったわ♪
えへへ・・お茶の食器が出ると思わず乗り出しちゃう(笑)
憧れの銀器~i-189
>久々に長髪みました・
あ、そういえば長髪久々だったのね~♪
でもレイフって、本当にどんな役をやってもすごいわ~、存在感あるわ~i-175堂々と演じきっちゃいますよね。
みみこさんの感想もまた読みに伺いますね。

「ニューヨークアイラブユー」そうなの!
中四国では上映館が無くって(涙)
待ちきれなくって神戸まで行っちゃいました~(笑)久々のスクリーンは嬉しかったです♪
ランチも美味しかったです。
そうそう、デザートね、いいでしょう~(笑)食べ放題ってなんて嬉しいんでしょう♪

「ハート・ロッカー」こちらでも始まりました。
戦争もの・・でもこれは観てみたいな。
「シャーロック・ホームズ」もこれはホームズじゃない~!!と思いつつもダウニーJrだから気になるぅ(笑)
みみこさんは、何を見に行かれるかなあ。
dot 2010.03.15 22:28 | 編集
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