2010
01.07

「パブリック・エネミーズ」

パブリック・エネミーズ

ジョニーの映画は、劇場で観たいーー!!
寒波襲来の中、しっかり着こんで出かけてきました(笑)2010年新春、初の劇場鑑賞です。


1933年アメリカ。
大恐慌の中、銀行から鮮やかな手口で金を奪い、仲間とともに大胆不敵な脱獄を繰り返した、ジョン・デリンジャー。

今なお、人気を誇る伝説のギャングの半生、その生きざまと愛をしっかり、たっぷり魅せてくれました。


ジョン・デリンジャー

こちらがジョン・デリンジャーご本人。
(片方の口元をちょっとあげて笑う・・この表情、作中でジョニーもちゃんとこんな風に笑っていましたっけ)

私は全く知りませんでしたが、アメリカでは人気のあるギャングなのですね。

迅速、スピーディーでかつ大胆不敵な銀行強盗。銀行を襲っても、一般客からは一銭も奪わない。
仲間を決して裏切らない、そして愛した女性も・・。

大恐慌という混沌とした時代の中・・こうした自分なりの論理に基づいた彼の生き方が、人々の共感を得ていたのでしょうか・・。
紳士的で温厚な物腰だったことも人気のひとつだとか。

しかもまだ10代の時に犯した窃盗事件で、10年近くを刑務所で過ごした・・と聞くと、そのあまりの処分の厳しさに同情も憶えてしまうのですけれど。
とはいえ、やはり泥棒は泥棒なんですけどね・・、でも。
そんなデリンジャーをジョニーが演じると、これはもう、どうしたって、ビリー・フレシェット(マリオン・コティヤール)と同じように
「彼と一緒に生きたい・・」って思ってしまいますよねぇ。

しかし・・、出会ったばかりのビリーをくどくジョンの言葉の強気なこと!!今風の草食系男子では考えられないセリフだゾ~(いや、私は草食系男子も好きですが 笑)


大胆な銀行襲撃を繰り返し、何度も脱獄を成功させ・・ついには「パブリック・エネミー(社会の敵)ナンバー1」として指名手配されるデリンジャー。
ひらりと銀行の柵を乗り越えるその姿、偽の銃で脱獄に成功するシーン、実際のエピソードに基づく前半のこうしたシーンも、しっかり見ごたえありましたが、

この映画、後半からラストに進むにつれ・・私はどんどん引き込まれていったのですよ~。
あ、もちろん後半も実際のエピソードに基づくものだというのは同じなのですが、なんていうんでしょう。
栄華を誇った時代から、しだいに「時代遅れ」となっていく、シンジゲートからも見放され、仲間を失い・・、追い詰められてゆくデリンジャー。

見ていても辛くて・・なんだか終わりが見えてきているようで、こちらまで追い詰められているかのようで悲しいのですが。
こういうデリンジャーになってきてこそ(?)、ジョニーがどんどん輝いてきてる・・!などと思ってしまうのはおかしいかしら?(汗)
仲間が死んでゆくのをどうすることもできないと知ったとき、そして目の前で愛するビリーが捕えられてしまった時の、あの表情はもう・・、言葉にできないものがありました。



表情と言えば、あの最後の日、劇場でゲイリー・グラントの「男の世界」を見ていたデリンジャーのあの表情も印象的でした。
主人公と自分を重ね合わせて・・、なんだか最後の日が近づいているのを感じ取っているかのような、そんな表情にも見えたりして。


「バイバイ・ブラックバード」
う~ん、最後まで粋すぎるゾ・・と思いつつも、ビリーの思わず溢れる涙にこちらまで込み上げるものが・・。
マリオン・コティヤールも素敵でしたね~♪

デリンジャーを追い詰める捜査官メルヴィン・パーヴィスを演じたのは、クリスチャン・ベール。
その心中をはっきりと語るようなシーンはないものの・・、彼もまた、さまざまな複雑な思いを抱えているのだろうなあと思わせるんですよね~。
さすが・・だと思います。


セットや、登場人物のファッション、車も・・、当時の雰囲気をたっぷり伝えてくれる、こうしたこだわりもしっかり感じました。

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