2008
02.06

「エコール」

エコールエコール
(2007/04/04)
ゾエ・オークレールベランジェール・オーブルージュ

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あれ?なんだろう・・真っ暗で始まらない画面を不思議に思ってたら・・、突然流れるクレジット・・!?
冒頭からとてもドキドキさせられる不思議な映画です。

舞台は、森の中にある学校。
誰も訪ねてこない、高い塀に囲まれた・・・。どこか秘密めいた、謎をひめた雰囲気なんです。
だって・・新入生は柩に入って届けられるんですもの・・。

生徒は、6歳から12歳くらいの少女達、年齢によって色分けされたリボンを髪につけ、森の生き物たち、命について学び、ダンスを習う。
白のシャツに白いプリーツスカート。
白いレオタード。

美しい緑の森に白の衣装の少女達が舞う姿は、まるで蝶のようだけど・・でも彼女達はまだ羽ばたけない。
蝶になる日を待っている・・・、密やかに秘めやかに。
なんでしょう~、もうやたら、ドキドキしてしまったわ
無垢な瞳、高い鼻筋、口元のあどけなさ。
細くて伸びやかな、その足も。

花開く日を待っているのか、恐れているのか・・。こういう時期の少女達の美しさを見事に魅せてくれましたよね。

学校の謎めいた雰囲気、わけありげな美しい先生達。
日が落ちると、とたんに森は濃く、暗く。少女達を閉じ込めてしまいます。
この雰囲気、静かにゆっくりと・・映し出される映像も、なんだかとっても怖かったわ~。

やがて学校を出る(卒業?)少女達の向かう先。
これも明らかにされないところが・まだまだ不安ですよねぇ。
昼間の明るい公園の噴水で水を浴び、笑うビアンカ。
彼女の前に待っている新しい出会い・・。

飛び立つ彼女達は、どんな空で舞うのでしょうか。

緑の森が舞台のこの作品、「水」のシーンもまたとても印象的でした。
冒頭にもありましたし、少女達の水遊びのシーン、逃げ出した少女のボートの下に広がる暗い水・・、
そして最後の噴水の水も。

少女達が授業で「水は生命の始まりの場所」という風に習うシーンがありました。
原作の「ミネハハ」、これは笑う水という意味だそうです。
ぜひ、この原作も読んでみたい。

ドキドキの雰囲気といい、映像の美しさといい、とても印象的な映画でした。
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