2009
11.18

「ブロークン・イングリッシュ」

ブロークン・イングリッシュ [DVD]ブロークン・イングリッシュ [DVD]
(2009/07/02)
パーカー・ポージーメルヴィル・プポー

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NYのホテルでVIP担当として働いているノラ。
結婚願望はあるのだけれど、いまだ独身の30代。

親友のオードリーは自分が紹介したマークと結婚、母親からは「あなたの年頃でイイ男は残ってない」と心配される日々。
自分を愛してくれる人と出会いたい・・・新しい出会いに期待するノラだが、またしてもうまくいかず落ち込んでしまう。
そんな時、同僚の家で開かれたホームパーティーでフランス人男性ジュリアンと出会い・・・。




カンカン帽をかぶったメルヴィル・プボーが見たいのよ~と借りてきた作品です、ええ(笑)
素敵でしたね♪優しく、そして繊細にノラを見つめる瞳。
情熱的なフランス人男性~~っていう役どころなのですが、そこまで情熱~!!って感じはしませんでした。
「ぼくを葬る」があまりに強烈だったからでしょうか。瞳の奥に、どうしても隠された痛みのようなものを感じてしまう私。

そんなプボー演じるジュリアンにアタックされるノラ。
あまりに羨ましくて(二人でバスタブにつかるシーンなんてあったりしますもん~笑)、いくら彼女が「男運が悪い」と嘆いても・・ええ~~!?そうかなぁ・・なんて思ってしまって共感できなかったのですよねぇ(苦笑)

映画スターとのことも、お母さんに紹介された人のことも、確かに間が悪いというのか・・でも、決してひどい捨てられかたをしたわけでも、どろどろの関係になったわけでもなくって。
それなのに薬に頼らなくてはならないくらいの不安症って何故?って思ってしまったのですけど、もしかしたら誰かととことん付き合うことがなかったということが・・彼女のトラウマなのかしら。

そのままの自分を、しっかりと愛してくれる人はこの先も現れないんじゃないだろうか・・、そういう追い詰められたような気持が、臆病になったり、自分からおかしな行動をとってしまったり。
そういう情緒不安定な部分につながったのかしら。

う~ん、それにしてもお酒は飲みすぎだと思いますが(苦笑)
臆病な気持ちを隠すためだとしても・・日本酒、ウォッカ、テキーラ・・強すぎるゾーー!!


まあ、でもいくら素敵なジュリアンでもまだ2日間しか付き合っていない男性に一緒にパリに来てほしいと言われても・・確かに素直についてはいけないかもしれません。
勢いでついていっちゃうほど若くないっていうところも現実的でしたが・・、でもそのまま終わっちゃうわけにはいきませんよね。

彼を探してパリに行っちゃうノラ。
この映画後半のパリのシーンは、これまでのニューヨークと全く違う雰囲気。
なんでしょう、パリはこうあって欲しい・・みたいな。
だって・・あまりに素敵な出会いや、優しい人々(そんなイイ人ばかりかしら~~って思ってしまうひねくれものの私です)。


さあ・・そして。
最後のシーン。お約束だと言ってしまえばそれまでですが、私はこの地下鉄のシーンのジュリアンの表情、秀逸だと思いました。
抱擁も大げさな喜びもなし。
ちょっと複雑、素直に喜べない・・。
時間が空いてしまった恋人同士って、こんな感じじゃないかしら・・って。(そういう経験はありませんけどね~)
ここはやはり女性監督さんならではの、細やかさを感じました。



監督さんの名前がゾエ・カサヴェテス。
・・というと、『君に読む物語』や先日見た『私の中のあなた』のニック・カサヴェンテス監督と関係が?と思ったら、妹さんなのですね。
この作品が長編監督デビューとか。
ちなみにお母さんでもある大女優ジーナ・ローランズ、この作品ではヒロイン、ノラの母親役。
上に書いた「あなたの年頃でイイ男は残っていない」もそうでしたが、
「最近の女性は選択肢が多すぎて、可哀そう・・」というセリフもなるほど~と印象的でした。




ブロークンイングリッシュ

でも・・やっぱり羨ましい(笑)
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