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2009
11.13

「男性・女性」

男性・女性 HDニューマスター版 [DVD]男性・女性 HDニューマスター版 [DVD]
(2008/02/01)
ジャン=ピエール・レオーシャンタル・ゴヤ

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21歳の青年ポールは、ある日カフェで隣に座ったマドレーヌと知り合いになる。
雑誌社で働いている彼女は歌手志望、今はデビュー盤の録音で忙しい。

ポールは労働運動の活動家である友人ロベールと署名運動に熱中していたが・・マドレーヌのことも気になってしまう。
彼女をデートに誘いたいポール。
二人は話し合う・・、仕事のこと、給料のこと、そして気になるタイプのこと・・。
世界の中心は「愛だ」と言うポールに、マドレーヌは答えた。
「自分自身」と。


「マルクスとコカコーラの子どもたちに捧ぐ」・・って。

う~ん、この60年代ってフランスはどんな時代だったのでしょう。
労働運動に忙しいロベールとポール。
街頭ではベトナム戦争に抗議して焼身自殺を図る男性の姿があったり、遊技場でポールと口論した若者は自分の胸にナイフを突き立てたり・・。

なんていうか・・、ええ!?ええ~~~!!っ、というシーンがたびたび。(しかもそういうシーンが、いともさりげなく・・というかあっさりと描かれて)
ポールとマドレーヌが出会ったカフェでも、子どもを取られようとした妻が夫を撃ち殺したりと。

シーン、シーンの合間にも・・・バンバン!!と鳴り響く拳銃の音が効果音のように入れられていて。
鳴るたび、ビックリしてしまうのです。
目を覚ませ!目を覚ませ!!って言われてるみたい。



社会のこと、自分のこと、常に考え、喋って。
ポールの落ち着きのなさときたら(ジャン=ピエール・レオのあの目!)
映画くらい、落ち着いて見ろーーー!!


片や、マドレーヌは・・髪いじりすぎ~(笑)
いやいや・・なんていうか、どう考えているのやら。
ポールに対する気持ちがさっぱりわからない。
たぶん、自分自身もわかってないような。最後の言葉も・・そうでしたもんね。

シャンタル・ゴヤって本当に歌手なんですね。しかも日本でも人気があったとか。
彼女の歌も流れます。


ポールとマドレーヌ、付き合っているんだよね?でも好きあっているのかしら?
スクリーンを見ながらむむむ・・と呟いてしまう。

マドレーヌの友人、エリザベート、カトリーヌ・・彼女たちも不思議な存在~。
誰もかれもが不思議な存在~(笑)


「マルクスとコカコーラの子どもたち」
社会主義がポールで、歌手になろうとしてるマドレーヌが資本主義をあらわしてる?とか。
世界の中心が「愛」か「自分」か・・。男性と女性の違いってこと?とか。
いろいろ頭を渦巻くけれど・・。

「わかる人にはわかる」
なんて書かれても・・わかる!!なんてはとても言えないなあ。
でも・・なんだか妙に忘れられない映画でもありました。

ポールのあの眉間に寄せた皺や、マドレーヌの子どものような笑った顔。
次々に変わってゆくシーンと・・バンバン!というあの効果音。

・・・・最後のFinの文字が、ああいう風に出てくるとは・・。



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