2009
10.19

「ダイアナの選択」

ダイアナの選択 [DVD]ダイアナの選択 [DVD]
(2009/07/24)
ユマ・サーマンエヴァン・レイチェル・ウッド

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コネチカット州郊外の小さな町、ブライアー・ヒル。
ダイアナは地元のヒルヴュー高校に通う17歳。

反抗的でトラブルメーカーのダイアナだが、なぜか自分と正反対の真面目なモーリーンとウマが合い、二人はなんでも打ち明けられる仲となる。
そんなある日、授業の教室へと向かう前にトイレでおしゃべりをしていた二人の耳に突然、銃声と叫び声が飛び込んできた・・。


教師が・・生徒たちが、血の海に倒れてゆく・・。
やがて怯える二人の前に、銃を持ったクラスメイト、マイケルが現れ、
「二人のうちのどちらか一人を撃つ。どちらにするか決めろ」
そう、選択を迫ったのだった・・・。


もし、あなたがこの映画をこれからご覧になろうとしているのでしたら・・。
そう、私のレビューなど読むことをやめて・・即効ビデオショップに走ることをお薦めします~~!!



そして、もう、観たよ~!!というあなた。
どうでしたか~!驚きませんでしたか。

私は・・・驚きました。固まってしまいました。ぽか~~んともしてしまいました。


「決して結末を話さないでください」
そういう映画のひとつだとは知っていましたが、衝撃が待ち構えている・・・と予想していたラストが、こういう驚きだったとは。

ある意味、騙された~~!!ということなのでしょうけれど、騙された悔しさ(?)より、切なさ、悲しさがじわじわ・・溢れてきて。



そういえば・・と思うシーンはいろいろあったのですよね。
不思議だなあ、と思うことも。(娘のエマのこと、哲学教授ポールのこと、そして何より、追悼式でのあの一言・・)。

観終わってから、さまざまなシーンをもう一度振り返ってみずにはいられませんでした。
「ダイアナの選択」まさに、このタイトルが、すべてを表わしていたのですね。


理不尽な暴力によって、突然生死のかかった選択を迫られるダイアナたち。

ダイアナの選択2

何度もリピートして登場するこのシーンに・・いったいダイアナはどんな選択をしたのか・・、あれからどうなったのか・・。


15年後のダイアナ(こちらはユマ・サーマンが演じています)の苦悩に満ちた表情に、その選択を想像しながら・・。
若き日のダイアナとモーリーンの姿を追い。


やがて、その若き日のダイアナと、未来のダイアナの姿がさまざまな伏線とキーワードで重なっていく・・。

「未来の自分をイメージすることで、現在を前向きに生きられる」。
ダイアナが講演で聞いた哲学教授ポールのこの言葉・・・、(この作品を)もう一度見返した時、この言葉の持つ意味と深さに・・・胸が熱くなりました。


そう、ラストにはもちろん驚かされたのですが、
振り返ると・・、その選択に至るまでの、ダイアナの青春(人との出会いや、さまざまな出来事も)が、とても繊細に描かれていたことにも驚かされてしまいました。



ダイアナの選択

この花々や虫たちの、あまりにも鮮やかな、夢のような美しさも。ひとつの伏線だったとは・・。


苦悩に満ちたユマ・サーマンの表情も印象的でしたが、17歳のダイアナを演じたエヴァン・レイチェル・ウッド。
どう進んだらいいのか迷い、悩み・・その揺れ動く表情から目が離せませんでした。



こちらが原作だそうです。
ぜひ、読んでみたい。

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(2005/03)
ローラ カジシュキー

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コメント
こちらにも、コメントさせて下さい~。
というか、瞳さ~ん、助けて&教えて・・という気持ちでいっぱいなんです。
年末に来て、こんな衝撃的な作品を観ることになるなんて、まだまだ余韻の中から抜け出せずにいます。

>>ある意味、騙された~~!!ということなのでしょうけれど、騙された悔しさ(?)より、切なさ、悲しさがじわじわ・・溢れてきて。
そうなんです、今ダイアナを思うだけで、切なくて切なくて、胸が締め付けられそうになります。
ユマが登場してからしばらくして、何度か「?」と思う箇所が出て来ましたね。
決定的だったのが、娘のセリフや夫の・・・など。
そこで、もしかしたらという予感はあったんだけど、結果を観て、そうだったのかと思う気持ちと、監督の意図する意味が分からなくて、実は昨日、もう一度レンタルしてしまいました(笑)
お正月休みに、じっくり見直して考えてみようと思います。

エヴァン・レイチェル・ウッドが素晴らしかったし、感動しましたよ~~。
原作があるのですね、私も読んでみようと思います。(*^^)v
みぬぅdot 2009.12.29 12:12 | 編集
>みぬぅさん
こちらにもコメントありがとうございます。

うんうん、そうなの、そうなのーー。
これって余韻から抜け出せないですよねぇ。
私最初に見たとき、ラストで固まってしまって・・。
そのあと、即効もう一度見たのですけれど、それでもまだまだ分からない部分がありますもん。

>ユマが登場してからしばらくして、何度か「?」と思う箇所が出て来ましたね。
決定的だったのが、娘のセリフや夫の・・・など。
そうでしたよね。
あれ?って思い、だんだんと・・なんだろう、不安な気持ちが広がって。
あの、見事なまでの美しい花々に囲まれたシーンまでが・・隠された意図だったんですもんね。
もう一度レンタルされたんですね。
あぁ・・なんだか私も再度見返したくなりました。

>瞳さ~ん、助けて&教えて・・という気持ちでいっぱいなんです
私も分からない部分があるのですけれど、これはぜひ細かいところは、メールでも、お話したいわぁ。
みぬぅさんが見返して、発見した部分もまた教えてくださいね~。

エヴァン・レイチェル・ウッド、良かったですよね。
迷いながらも輝いているあの若さ、だからこそ、なお切ないですよね。

原作はみみこさんが紹介してくださって。
ちょっと不思議な感じ?なんですって。
こちらも気になりますね♪
dot 2009.12.31 01:24 | 編集
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