2008
01.30

「フランシスコの2人の息子」

フランシスコの2人の息子 [DVD]フランシスコの2人の息子 [DVD]
(2007/10/05)
アンジェロ・アントーニオ.ジラ・パエス.マルシオ・キエリンギ.チアゴ・メンドンサ.パロマ・ドアルテ.ダブリオ・モレイラ.マルコス・エンヒケ.ヴァゴル・リマ.ジョゼー・ドゥモン

商品詳細を見る


地味映画推進委員会のメンバーさんが、紹介してくださった作品です。
ブラジルの田舎町。
妻と7人の子供達と暮らすフランシスコの夢は、息子をプロの音楽家にすること。
作った作物すべてを投げ打って、息子達に楽器を与えるフランシスコ。
周囲の目なんて気にしない、その情熱ぶり。

数々の挫折や悲しい出来事を乗り越えて、やがて大きく成長してゆく息子達。
後にブラジル中が熱狂するアーティスト、ゼゼ・ヂ・カマルゴ&ルシアーノとなる彼らの実話を元にした物語です。

良かったですよぉー。
なんていうか、こう・・久々にまっすぐ、そのまま・・胸に響く物語でしたね。
父親のフランシスコ!すごいです~、何がすごいって。その実行力!
(きっとかなりの値段だろうと思われる)楽器をばーーーん!と買って来て。
大胆というか・・え?大丈夫?って心配になってきちゃうくらいの。
父親自身は知識とか全然なくてただラジオの音楽を聞くのが好きだ・・っていうだけだから、もちろんレッスンとかも出来るわけじゃないのに。
実際に弾いている人の前に連れて行くだけ・・っていう、そのなんとも大らか・・というか、息子の力を信じている・・というか。
そんなフランシスコの一生懸命な情熱ぶりに、見ているこちらまで彼らの夢がきっと叶うって、叶って欲しいって願ってしまいます。

息子達がまた・・健気というか、長男のミロズマル君は本当に音楽が好きなんですね。
あのハーモニカの弾きっぷりを見ていたら、フランシスコの期待も確かに分かりますよね。

地代を払うことが出来ずに草原の家を後にする一家。
まるで大草原の小さな家のような・・あの草原の家が素敵だったので・・街の家の・・あのボロボロさ・・に思わず引きつっちゃいました。
食べるものも無い・・母親の涙を見たミロズマルが弟のエミヴァルを連れて、バスターミナルで歌い始めるシーン。
後に成長したゼゼが歌う歌声ももちろん素晴らしいのですが、少年時代の二人の歌がとっても胸に響きました。
(少年時代の)ミロズマル役の彼は、ルックスもなかなか素敵なのですよ~、睫毛も長いです(笑)

思いもかけない辛い出来事が襲ったり、なかなかに芽が出ない苦しい日々も続いたりするのですが・・どんなに悲しい時でも一家は決して離れることがないんですね。
妻もフランシスコにはっきり意見はするけれど・・彼の元を離れたりしないんですね。

そして・・あのフランシスコのリクエスト攻撃(笑)
言うだけ言って・・何もしないでいることが多いじゃないですか・・私達親でも。
それに比べて、なんだかとても力強い、徹底した彼の親ばかぶりが清清しくて。

家族の愛の暖かさと強さ、そして胸に響く歌声の素晴らしさ。
素敵な作品を紹介してもらって良かったです♪

トラックバックURL
http://teapleasebook.blog26.fc2.com/tb.php/21-67600cde
トラックバック
コメント
管理者にだけ表示を許可する
 
back-to-top