2007
11.22

「ミス・ポターの夢をあきらめない人生」

“ピーターラビット”の生みの親ミス・ポターの夢をあきらめない人生“ピーターラビット”の生みの親ミス・ポターの夢をあきらめない人生
(2007/09/19)
伝農 浩子

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「目についた美しいものを何でも写し取りたい。私は描かずにはいられない」
ビアトリクス・ポターは、1866年イギリスの裕福な家庭の長女として生まれました。
今では世界中の人々に愛されているピーター・ラビットの生みの親である彼女。
映画「ミス・ポター」ではレニー・ゼルウイガーがしっかりと、そしてチャーミングにビアトリクスを演じてくれていましたね。
ミスポター・チラシ

女性が一人で仕事をし、生きていくことが難しかった時代にポターがどんな風に自分の生き方を貫いていったのか、
どんな少女時代を過ごし、自分の中でふくらむ夢を見つけ、それを現実のものにしていったのか。
この本を読んで、またいっそう、ポターという女性のさまざまな面を知り、彼女の人生から勇気と力をもらったような気がします。
たとえば、彼女が菌類の研究者を目指していたこと、知ってましたか?
熱心にキノコの研究をし、論文まで提出した彼女でしたが、その分野ではまだまだ女性の研究者など認められていない時代、その挫折が彼女になお一層の自立への憧れを生み出し、絵の世界にのめりこませることとなったのですね。
絵の才能、運ももちろんですが、彼女の成功の鍵にはビジネスセンスがあったこと!これも意外な一面のようですが、事業を大きく成功させた祖父の血が彼女の中にしっかりと受け継がれていたのかもしれません。

また映画の中では登場しませんでしたが、彼女に多大な影響を与え、生涯敬愛したというローンズリー牧師のエピソード、こちらも興味深かったです。
本の中にはゆかりの地に関する写真もたくさん載せられているのですが、美しいそれらの風景にもとても癒されました。
画像 221292

そして、最後に。
仕事上のパートナーでもあり、初恋の相手だったノーマン・ウォーン。
別離後も、彼と交わした婚約指輪をビアトリクスは13年後に畑仕事でなくしてしまうまで、付け続けていたとか・・。
ユアン・マクレガーが演じたノーマンにビアトリクスと同じく恋をしてしまった私としては、このエピソードにとても感動してしまったのでした。


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