2008
01.24

「スウィーニー・トッド」

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雪が舞う寒さ・・。でもジョニー見たさに劇場へ。

2007年アメリカ 監督 ティム・バートン 作詞・作曲 スティーブン・ソンドハイム
キャスト ジョニー・デップ ヘレナ・ボナム=カーター アラン・リックマン ティモシー・スポール


伝説の殺人理髪師、ベンジャミン・バーカー改め、スウィニー・トッド。

流れる血の行方を追うオープニングも。
冒頭に広がるロンドンの街も。
その色合い、独特のカラー。
そこはしっかりと、バートン監督の世界。

そしてそこにジョニーが登場したら・・もう、スクリーンからは目が離せない。
いや、今回は目だけじゃないから。
ミュージカル!登場早々から歌声を聞かせてくれる!耳だって離せない。

目は大きく開かれたまま、まるで金縛りにでもあったような不思議な感覚で。
復讐に取り憑かれる男と、そんな男を愛する女を・・時には痛々しい思いで、時には何故か笑ってしまったりもしながら。
恐怖と笑いと毒気に・・・しっかりと酔わされてしまいました。

その剃刀さばきも、血しぶきだって・・・えっ、こんなに飛ばすの!?というくらいのスプラッターぶりにビックリ!
だけど、生々しさやどろどろした感じじゃない、どこかつくりものっぽい世界なのは、心を無くしたトッドが、まるで操り人形のよう・・だからかしら?
そしてあの血の赤さがあまりにも綺麗すぎる赤だから・・。
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ミセス・ラビットの気持ちに答えず・・一人違う世界にいるトッド。
そんな彼でも一緒にいたい、暖かな海辺で楽しく暮らしたい・・。
ミセス・ラビットのあの夢の世界・・可笑しくて、でもとっても哀しい。
あのシーンが一番印象的だったなぁ、私には。(無理やり着せられた?トッドのあのファッションに思わずくすっと)

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復讐に取り憑かれる男・・を愛する女。
ミセス・ラビット、彼女の気持がね~、なんともいえないですよね。
トビー少年に対する優しさも・・きっと過去に彼女も子どもを失ってたりするのかなあ・・って思ってみたり。
彼女とトビー少年が互いを思いやり歌うシーンにじーんと。

そうそう、歌!良かったです~!!
ジョニーの歌はビックリしましたよ。すごく上手い!っていうのではないんだけど、
なんていうか、歌でまで演じるの?って思って。そう、トッドの歌なんです。
きっとほかの役で歌を聴いたら、全然違う風に歌うんじゃないかしら?ってそう思うような。
ヘレナ!!彼女ってこんなに歌が上手いんですね!高音も綺麗でした。

残酷で猟奇的な、悪魔の理髪師・・・、怖いもの見たさ・・ってやっぱり誰にでもあるから。
だからこんなにもこのお話が語り継がれるのか。
でもそれだけじゃないんだろうなぁ。
悪のために、自らも悪の道へと転落する・・愚かで哀しいスウィニー・トッド。
そして彼を愛して罪を重ねる愚かな女。
みんなどこか愚かで、可笑しくて、哀しい。

剃刀を持ったジョニーは怖すぎるけど、でもやっぱり魅力的でしたね!
あ・・でも、悪判事でもアラン・リックマンはやっぱり好きだし、あの若いアンソニーの純粋さにもくらっとしちゃったんだけど(笑)

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コメント
あらすじも多少知ったうえで、落ち着いて観れるだろうと思っていたのですが、お手洗いに立った人にも気づかない程浸ってしまいました(笑)多分、あの色のせいでしょうか。
人が心を無くす、というか心を殺してしまうとあんなにまで何も見えなくなるんですね。そこがとても哀しかった。
役者さんの歌にはもうびっくりです。ジョニーはもちろんですが私もヘレナさんに一票!
歌声が素敵でした。
ーで、アンソニー君。あんな声で歌ってくれて見つめられたら…私も鍵投げさせて頂きます(笑)
そらいろdot 2008.01.31 15:23 | 編集
>そらいろさん
おお~!鑑賞されたんですね!
映画の世界に没頭・・、そうそう、あの色合い、あの世界ですもんね。
そして、あの歌声!
ヘレナさん、良かったですよね!役柄も、とっても印象的でした。
>人が心を無くす、というか心を殺してしまうとあんなにまで何も見えなくなるんですね。
あぁ・・そうなんですよね、トッドは彼だけの(妻と娘のいる)世界に行ってしまっているんですよね、きっと。
ふふっ、そらいろさんも(笑)私も彼のまっすぎな歌声と一途な瞳に・・もちろん投げちゃいます(笑)
dot 2008.02.02 01:15 | 編集
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