2009
07.27

「橋の上の娘」

橋の上の娘 [DVD]橋の上の娘 [DVD]
(2000/07/07)
ヴァネッサ・パラディダニエル・オートゥイユ

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橋の上から投身自殺をしようとしていた若い娘アデル(ヴァネッサ・パラディ)に声をかけたのは、ナイフ投げの曲芸師ガボール(ダニエル・オートゥイユ)だった。

男運の悪さ、何をやってもうまくいかない人生を終わりにしようとする彼女に、ガボールは、ナイフ投げの“的”になって欲しいと頼む。
かくしてコンビを組んだ二人は、ショーの人気者となるのだが・・、旅先でも男たちの優しさに惑わされ続けるアデルは、豪華客船で出会った(式を挙げる)新郎と駆け落ちしてしまい・・・。



実はヴァネッサ・パラディの出演作を見たのって、初めてかも!!

そして実感・・。ジョニーって見る目がある~!(笑)
コケティッシュで危なくて・・。キュートで純情で・・とんでもなくセクシーな。

そんなアンバランスなヒロインを演じるヴァネッサに魅せられてしまいました~~!!



タバコを差しだし、コーヒーを淹れてくれる・・。
甘い言葉で彼女を誘う男たち。
そんな男の優しさをあまりに素直に信じてしまう・・いや、男を信じるというより、そこに差し出された「愛のある人生」っていう夢にすがってしまうアデル。

すぐに男に身を任せ、ついていってしまう・・そんなアデルを見ていると、とんでもなく軽い娘に思えちゃうのだけれど、これがなんだかとっても切なく思えちゃうから不思議なんです。
彼女の、夢を笑うことなんてできなくて・・。


そんな彼女を的にナイフを投げるボナール。
彼のナイフの先に身を投げ出すアデルの、怯えと恐怖の中にも・・浮かんでくる恍惚とした表情~~、ああっ・・・心拍数が・・・。
なんて色っぽいのでしょう。

彼女を見つめてナイフを投げる・・ダニエル・オートゥイユの・・あの目の力も強烈でした。
思わず見入って、力が入ってしまいます。



ショーのたびにアデルにちょっとしたかすり傷が増えていく・・、あの見せ方もニクイです。
もしかしたら・・次には何か起こるのかしら・・。
今度は上手くいかないかもしれないと決して安心させない・・、
次のショー、次の展開への緊張感がまた高まってゆくのですよね。


サーカス、ナイフ投げ、曲芸師、豪華客船、そしてイスタンブール・・。
どこか寓話的な世界の中で、一人づつでは上手くいかない男女が出会い。


愛・・って簡単に呼んでしまうことも出来ないんだけど、
でも、どんな繋がりよりも結びつけられている二人。


今更ながらにこの作品を見たけれど・・、ルコント監督にまたしても「やられてしまった~~」
と納得の1本でした。


「今すぐに・・」
「どこでもいいわ。」

こんなセリフの後で身を任すアデルの姿と、彼女を見つめるボナールの目・・。
どんなラブシーンよりも骨抜きになってしまうシーンですよね・・ヨロヨロ~(笑)





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