2008
01.17

「主人公は僕だった」

主人公は僕だった [Blu-ray]主人公は僕だった [Blu-ray]
(2010/05/26)
クイーン・ラティファ、ダスティン・ホフマン 他

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さだまさしのずーーっと昔の歌に「自分の人生の中では~♪誰もがみな主人公~♪」という歌詞があったけど・・。

この物語の主人公は、国税局で会計検査官として働くハロルド(ウィル・フェレル)。
毎朝一人で目覚め、32本の歯を76回磨き、ネクタイをシングルで結び、朝家を出ると1ブロックを57歩で歩き8時17分のバスに乗り、仕事場では毎日平均7.134件の会計書類を調べる…。

そんな地味で几帳面で味気ない生活を12年間も繰り返してきた彼は、ある朝、頭の中に響く声に気づく・・。

自分の行動、感情をそっくりそのまま、まるで小説のナレーションのように語るその声。
驚くべきことになんとハロルドは、ある女流作家の執筆中の最新作の主人公であったのだ!しかも彼女は、必ず物語の最後に主人公を死なせることで有名な悲劇作家だった・・。


もし、自分の人生を描いているのが、自分自身ではなかったとしたら。
他人の書いた物語の主人公として生きているのだとしたら・・という、なんとも不思議なこの物語。
現実には起こりそうもない、このストーリーにこれだけドキドキさせられるのは、脚本の面白さと、そう、それから・・なんといってもキャストの魅力。

ママのクッキーの美味しささえ知らない・・、人生を楽しんだこともない、世界一地味な男(笑)ハロルドを演じるウィル・フェレル・・。
あぁ・・彼ってこんなに素敵な俳優さんだったんだ・・としみじみ思いましたよ!
仕事で出会ったベーカリーの女店主に恋をし、純粋なまでに率直なアプローチをする彼にこっちまでおお~~っとよろけそうになりました(笑)。あのギターと歌も!
ベーカリーの店主はマギー・ギレンホール。彼女ってちょっと個性的な女性を演じさせたらなんて魅力的なんだろうーー!コケティッシュで、でも笑顔が暖かくて。
大胆なタトゥーと二の腕をしっかり出した(ヤケドしないの?)ファッションにドキドキ。

ハロルドの相談役の教授、ダスティン・ホフマンと作家役にはエマ・トンプソン。作家のアシスタントにはクィーン・ラティファ。豪華でとっても味のある顔ぶれでしょう!
悩める作家役のエマ・トンプソンの、あのタバコの吸い方(じゃないか・・消し方)!!忘れられませんね。

ハロルドと作家・・別々に描かれていた二人が・・やがて同じ世界で出会う!
この電話のシーンの緊張感。
ラストシーンはどうなってしまうのか・・。最後までとってもハラハラ・・、ほら悲劇と分かっている物語の最後のページをめくる手が震えるような・・そんな気持ち。

でも、ぜひあなたもハロルドの物語の最後を見届けて欲しい。
教授の意見は別にしても(苦笑)、私はこの物語は(ハロルドの人生は)とっても素敵だと思います。



あぁ。それにしても。
ハロルドに出されたチョコチップクッキーの美味しそうだったこと!!チョコの塊が大きい~!
ベーカリーのインテリアもいい感じで、こんなお店なら毎日通ってしまいそうですよね。
主人公は僕だった


自分の人生を手抜きして生きてちゃダメだよ・・。
素敵な出会いや、恋や・・美味しいクッキーを知らないで生きるなんてもったいない!
そう教えてもらったような気がします。
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