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Slow Dream

縁あって・・・本や映画と巡りあう。




配信で観た映画「誰かの幸せ」「人生は小説より奇なり」 :: 2023/11/08(Wed)

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夏日に驚く!11月ですが、今年の「紅茶の日」(11月1日)にはルピシアの「エカテリーナ」を楽しみました♪

2023年「紅茶の日」限定の特別なお茶
18世紀末、日本人として初めて紅茶を飲んだと言われる大黒屋光太夫と彼を宮廷のお茶会に招待したロシア女帝・エカテリーナ2世の出会いをイメージしたパッケージ。
柔らかな味わいの和紅茶と世界三大銘茶であるダージリン・ウバ・キーマンをブレンドしたお茶、まろやか~な味わいに後口には紅茶らしい渋みも感じられる、美味しいお茶でした♡

さて、映画は配信で2本♪
「誰かの幸せ」
「人生は小説より奇なり」


両作品とも人とのつながり、愛情、友情、人間ドラマに浸れる、秋にピッタリの作品でした。




誰かの幸せ

2020年のフランス映画「誰かの幸せ」
パリ郊外にあるショッピングモールのブティック店員として働くレアは、モール内での人間観察が趣味。
その内容をもとに1冊の小説を書き上げると小説は大手出版社から出版されベストセラーとなるのだが・・・レアの恋人マルク、幼なじみで親友のカリーヌは、彼女の成功を素直に喜べず、これまで愛情と友情に結ばれていたはずの彼らの距離は少しづつ離れていく・・・・。

レアを演じるのがベレニス・ベジョ&本が登場する作品ということでチェックしていた作品ですが、いや~~、これ、すごく身につまされるというか、考えさせられましたよ。面白かった~♪
「人の不幸は蜜の味」と言いますが、成功はどうだろう?素直に祝福できる!?家族ならもちろんできると思う、では友達は?恋人は?
レアとカリーヌは幼馴染、ず~~っと一緒に育ってきて、なんでもわかってる仲・・、ならきっとレアの成功を誰より祝福できるハズ・・・。いや、もちろんカリーヌは喜ぶのだけれど、でも内心、私の方が成績良かった、文学的才能も彼女よりあると思っていた・・・そういう心の声がしだいにどんどん表に出てきてしまう。その様子は観ていて決して感じよくないんだけど(こうなりたくないと思いつつも)、その本音部分に頷けるところもあったりするんだなぁ、これが。
ヴァンサン・カッセル演じるレアの恋人マルク、バイクをプレゼントされるのは嬉しいのに、ホテルの部屋を予約されるのは嫌ですか!?男性たち、そうなの!?正直小説なんて書いてほしくなかった、モール店員のままのレアでいて欲しかった・・、そんなマルクの心の声が聞こえてきそう。懐が深くない、こういうキャラ、ヴァンサン上手いよねぇ

変わらないと話すレア・・・だけど、やっぱり成功の味は彼女に別の輝きを与えているようで、身近にず~っと一緒にいたものにとって、その変化って微妙に感じるものかもしれませんよね~。
カリーヌの夫、フランシスが、自分も小説を書く!と宣言するカリーヌとともにレアに対抗して?作曲家を目指したり、彫刻の個展を開いてみたり・・・、いろいろやるんだけど彼のキャラがすごく明るいというか面白くて、こちらは全然嫌味を感じなくって楽しかった!(^^)!そしてどこまでも妻想いの彼(そしてビックリな博学)カリーヌは自分を負け組なんて言ってたけど、いやいやこんな夫がいるの、それだけで幸せ💛

身につまされるけど決して暗いお話じゃなく、笑えたり、最後も後味良しな作品でした。ベレニス・ベジョ、変わらず可愛い~
あ、でも最初のみんなでレストランでデザート頼むシーンのレアの優柔不断ぶりには勘弁してよ〜〜って思いましたよ😅



人生は小説より奇なり


こちらは2014年のアメリカ作品。
マンハッタンで暮らす画家のベンと音楽教師のジョージは、39年間連れ添ってきた同性カップル。
2011年、ニューヨーク州で同性婚が可能になったことで、念願かなって入籍した2人だったが、なんとそのことで、ジョージは仕事をクビになってしまう。2人は新婚早々、長年暮らしていたアパートを離れ、別居しなければならなくなってしまい……。

39年連れ添ってきたという事実があっても、長~く愛し合う二人でも、やっぱり法律的に入籍したいものなんだろうか・・・?
ともに過ごし暮らす年月の中でも世間に認められていない部分でいろいろあったんだろうかとか、晴れて結婚が認められるということは、男女の結婚とは違う大きな意味があったんだろうか・・とか描かれていなかった部分を想像しましたが、入籍したことで二人の新婚生活は危機に・・・、入居できるアパートが見つかるまで親戚の家と、友人宅に別々に過ごすことになってしまうんんですね。

ベンは甥一家のお世話に・・・けれど、余分の部屋はなく、ティーンエージャーの(甥の)息子ちゃんと2人部屋。
ジョージがお世話になる友人宅は毎夜、大勢の人々賑わいパーティー三昧。
ある意味(厳しいことを言うなら)予想が甘かったというべきなのかもしれないけれど、人生、確かに何があるかわからない。
70近い二人にとってこれまでとは全然違う、思ってもみなかった新婚生活の、なんと切ないことか~。ジョン・リスゴーとアルフレッド・モリーナ、ベンとジョージを演じる名優の演技が沁みる~~♪

ようやくともに住むことができるアパートを借りることが出来ることになった二人が、幸せそうに語り、お酒を飲む、そしてその夜はまた別々の家に帰る・・・、この時の「画」がこのあとの展開を十分に語ってきて、映画って(描かれなくても)伝わるよねぇ・・としみじみ。
ベンに厳しくあたった甥の息子ちゃん(若き日のリバーのようで良かった♪)の階段での涙、言葉で説明されない映画が好き。

全編流れるショパンのクラッシック名曲の数々♪が美しく、印象的でした。

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