
8月4日からホールソレイユさんで始まった『探偵マーロウ』を観てきました♪

13時30分からの回に(琴電で)ちょっと早く着きすぎたので、高松商店街をぶら~り。
丸亀町グリーンのけやき広場で縁日が開かれていましたよ、さまざまな色の傘がつるされた「アンブレラスカイ」がとっても綺麗です。

「マーロウ」はソレイユ1、“4階スクリーン”で。

エレベーターに乗ったら、↑こんなの貼ってました(笑)なんか面白い~~
リーアム・ニーソンがフィリップ・マーロウを演じる『探偵マーロウ』、
ニーソンのなんと!!出演100本目の記念作品です。
アメリカ・ロサンゼルスに事務所を構える探偵フィリップ・マーロウ(リーアム・ニーソン)を訪ねてきたのは、見るからに裕福そうなブロンドの美女クレア(ダイアン・クルーガー)。「突然姿を消したかつての愛人を探してほしい」依頼を引き受けたマーロウだったが、映画業界で働いていたというその男はひき逃げ事故で殺されていた…!? 捜査を進めるにつれ謎が深まる“ハリウッドの闇”――探偵マーロウが辿り着く真実や如何に。 <公式サイトストーリーより>
過去のマーロウ作品を鑑賞したり、原作を再読したりして・・・・8月の本作の上映を楽しみに待っていました。
いろいろマーロウシリーズを読み返したのですが、この作品ってどれが原作なんだろう??と思っていたら、本作の原作にあたる「黒い瞳のブロンド」はチャンドラーの小説ではなく、英国ブッカー賞受賞作家ジョン・バンヴィルが、ミステリ執筆時のペンネーム“ベンジャミン・ブラック”で執筆したミステリーだそう。チャンドラーの遺族公認の続編ということだそうです。

マーロウを演じるにはさすがにお年が上過ぎるリーアムですが、(小説のマーロウ同様)長身でこの着こなし~~

決まってますよね。
なにより、本作、1939年のロスが舞台なのですが、その雰囲気が素晴らしかった~!!いったいどこでこんなクラシカルな街を作り上げたんだろう!?と驚きました。クラシックカー、ダンディな探偵、そして美女が着こなすファッションも。マーロウの家、素敵すぎん~!(笑)
世界観と美術の完璧なこと!!
すごく謎を引っ張ってるはずなのに(ニコの行方は最後の最後まで掴めず)、ストーリ―展開が単調に思えてしまったのがちょっと残念でした。
あと、リーアムマーロウ、優しすぎる~~!(^^)!

謎の美女クレア、ダイアン・クルーガーは大好きな女優さん。本作でも謎めいて美しいブロンド美女をしっかり演じています。
でも何だろう?ちょっとしっかり感が勝ったキャラクター設定だったのもあって、色っぽさ、ファムファタールの魅力は物足りなかった・・・・。
ニコの妹リンや(ニコと付き合っていたらしい)女優、撮影中で打ち抜かれた目のままのメイクで話してくれた彼女の方が気になってしまうのよね。リンは可哀そうすぎ~~。
クレアの母親役を演じたジェシカ・ラングの健在ぶりは嬉しかった!!
煙草とお酒のシーンがた~~っぷりなのはマーロウワールドのお約束。それに加えて本作はお茶のシーンがあったのが嬉しい。
クレアの母親(ジェシカ・ラング)がホテルでお茶の講釈を説くシーンがあったのが楽しいサプライズ~♪ポットできっちり3分蒸らす!!!(^^)!
このお茶のシーンにジェームズ・ジョイス(アイルランド出身の小説家)の話が出たり、マーロウの設定にアイルランドの要素が加えられていたのは、ニール・ジョーダン監督、リーアム・ニーソン、ともにアイルランドの出身ということからでしょうか?
こんな風なオリジナルな要素があったこともあったせいか、マーロウ?というよりは、渋くて女性に優しいリーアムの探偵もの・・・と感じてしまった本作。
でも、格闘シーンも迫力あるし(時々やられてたけど)なにより、謎はそのままにはしない、粘り強さ。
そうだ

クレアが言ってたようにリーアムのマーロウは騎士(ナイト)の味わいがありました♡
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瞳さん、こんばんは。暑中お見舞い申し上げます。
いいな~この映画気になっていたのですが、、観逃してしまいました。
ニール・ジョーダン×リーアム・ニーソンと言えば、、、
みんな大好き『プルートで朝食を』!!
ダイアン・クルーガーは私も大好きな女優さんです♪
サブスクに来たらソッコーで観ます!
- 2023/08/05(Sat) 22:13:14 |
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- 真紅 #V5.g6cOI
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>真紅さん
こんにちは。
毎日暑すぎますね(大汗)お見舞いありがとうございます。真紅さんもどうぞ、ご自愛くださいね。
『プルートで朝食を』!!そうでしたね~!!
大好きです(*^-^*)
ダイアン・クルーガー、色気が足りない~なあんて書いてしまいましたが、しっかり者のキャラは彼女にぴったりなのですよね~♪
アイルランドネタでお茶のシーン(講釈含め)があったのが嬉しいサプライズでした。
サブスクにきたら観てみてくださいね。
- 2023/08/06(Sun) 13:46:07 |
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- 瞳 #-
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完全に枯れてきたリーアム・ニーソンの世界で構築された世界観でした。
しかし、ホールソレイユも含めて、香川の風景に猛烈にそそられます。
- 2023/08/07(Mon) 07:46:17 |
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- ゾンビマン #-
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>ゾンビマンさん
こんにちは。
いい感じに枯れてきたリーアムのマーロウは原作やこれまでの作品と違ったNEWマーロウでした。女性と恋に・・・ではなく、護ってあげる騎士のようでしたネ。
香川、ぜひいつか、息子さんのご案内でいらしてくださいね~(*^-^*)高松の商店街はアーケードの長さがなんと!!日本一なんですよ♪
- 2023/08/07(Mon) 11:07:05 |
- URL |
- 瞳 #-
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私も見ちゃいました、この映画。やはりリーアム・ニーソン主演では見なければ。で、アイルランドロケもされているのが、私にとってはますます必見です。この映画、ロサンゼルスっぽいところはスペインロケのようですね。
>
このお茶のシーンにジェームズ・ジョイス(アイルランド出身の小説家)の話が出たり、マーロウの設定にアイルランドの要素が加えられていたのは、ニール・ジョーダン監督、リーアム・ニーソン、ともにアイルランドの出身ということからでしょうか?
前にも書きましたが、私にとってベストの映画が、『ライアンの娘』と『マイケル・コリンズ』です。後者は、ニール・ジョーダン監督のリーアム・ニーソン主演です。未見でしたら、ぜひご覧になってください。
でもニーソンて、もう70歳超えているんですね…。
- 2023/08/09(Wed) 23:30:55 |
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- Bill McCreary #-
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>Billさん
こんばんは。
Billさんもご覧になっていたんですね♪
アイルランドといえばBillさんだなあ~!!と思っていたところでした!!コメントいただいて嬉しいです!(^^)!
ロサンゼルスの街はスペインロケだったんですね!!
よくああいう雰囲気出せましたね。
『マイケル・コリンズ』は、ニール・ジョーダン監督とリーアム・ニーソン主演なのですね。
検索したら、アラン・リックマンの名前もありました!ジュリア・ロバーツも!!Billさんのベスト、これはぜひ観てみますね。
すごいですよね~!!ニーソン、70歳超えて頑張ってますよね。
最年長のマーロウ、渋くて素敵でした。
ダイアン・クルーガーも良かったですが、ジェシカ・ラングとの2ショットの方により惹かれましたよ(*^-^*)
- 2023/08/10(Thu) 20:56:12 |
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- 瞳 #-
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瞳さん こんばんは。
準備万端、満を持して! 探偵マーロウ見に行かれたのですね。
期待通りにすてきな作品だったようですね。
何を演じても優しさがにじみ出てしまうリーアム・ニーソン
お話うかがいながら、わかる、わかるとうなづいてしまいました。
古きよきロサンゼルスの映画業界が舞台、というのも気になります。
ところで、他の方々のコメント拝見して...
「プルートで朝食を」「マイケル・コリンズ」の監督&主演の
ペアだったのですね。どちらも好きな作品です。
アイルランド映画、ハリウッド映画とはひと味違う素朴なテイストがありますね。
- 2023/08/12(Sat) 21:27:14 |
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- セレンディピティ #.usTzc9U
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>セレンディピティさん
こんばんは。お返事が遅くなりごめんなさい~。
お盆に訪れた孫ちゃんたちと過ごし、恒例の夏祭り準備中です(*^-^*)
マーロウ、観てきました♪
準備万端、ふふふ、そうなんです。こちらでの公開がかなり遅かったのですが、そのぶん、原作読み返したり、かってのマーロウ作品を観返したりしたりして楽しめました。
>優しさがにじみ出てしまうリーアム・ニーソン
リーアムって裏表というか、いやらしさがないんですよね。
ヒロインとは年齢差もあったので、恋愛対象というのではない、騎士のようなマーロウ像が新鮮でした。
おお!!セレンさん、「プルートで朝食を」「マイケル・コリンズ」両作品ともご覧になっているんですね。
監督の作品ってアイルランドへの想いが強く反映されてますよね。
私は「マイケル・コリンズ」は未見なのでぜひ観てみたいです。
- 2023/08/14(Mon) 21:50:02 |
- URL |
- 瞳 #-
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