
例年GW頃に咲き誇るモッコウバラが4月に満開を迎え、ブルーベルの季節もあっという間に過ぎ去ってしまいました。
花の時期がどんどん前倒しになってるのは、温暖化の影響でしょうか。
庭では、つるばらのアイスバーグが咲き始めました。ゆっくり、ゆっくり咲いてね~♪
プライムで観た映画2作、感想UPします。
『アンテベラム』
『リベンジャー 復讐のドレス』

『ゲット・アウト』のプロデューサーさんのスリラー、気になる~!怖そう~~(>_<)とドキドキしながら見始めたのですが、

あれ!?「風と共に去りぬ」の時代のよう??
南北戦争前の歴史もの・・のような始まりに戸惑いました。
アメリカ南部の広大なプランテーションの綿花畑で重労働を強いられる女性エデンと、博士号を持つ社会学者、そして作家でもあるヴェロニカ。やさしい夫と幼い娘、恵まれた生活を送る彼女とエデンの物語がいったいどんな風に交錯していくのか・・・!?
エデンはヴェロニカの悪夢?前世?それとも・・・!?
私は予告編も作品内容も調べずに鑑賞しましたが、これは
絶対ネタバレ知らずに観てほしい映画!!
驚きました~~!!まさかそういうことだったとはーーーーー!!!ある、ほんのなにげない、でもえっ!?と驚く1シーンで、感じていた違和感、疑問が「まさかーーー!」と解き明かされるのには驚きです。
届けられた謎の花束、ホテルで現れた少女(まるで「シャイニング」のようだった!)不穏な音楽、何かがオカシイ・・・・!と思わせる数々のシーンは『ゲット・アウト』を思い出させました。
冒頭
「過去は死なない 過ぎ去りさえしない」という言葉が流れるのですが、まさにその通り!
エデンたちが置かれた立場もですが、ヴェロニカがホテルのフロントで受けた扱い、レストランでの席、普段のこうした生活の中でもそうした差別は決して消えてなくなることはない。
憤りと改めて恐ろしさを感じました。

プラパトでふと目に留まったこちらの作品、2015年のオーストラリア映画。。監督は「キルトに綴る愛」のジョスリン・ムーアハウス。ケイト・ウィンスレットが復讐に燃える女性!?ということで俄然気になって鑑賞しました。
1950年代、オーストラリアの田舎町。同級生の少年スチュワートを殺害した疑いをかけられ、町を去った少女ティリーは、25年後、認知症になった母親の面倒をみるため、久々に帰郷。
不信感を抱く人々も多い中、ドレスメーカーとして才能あるティリーのドレスが気になる町の女性たちは彼女にドレスを依頼して・・・・というお話なのですが、中盤までは復讐!?というよりは、大人になり、デザイナーとして自信もつけた女性が、荒れていた母親を支え、街の人々を驚かせつつ、自身が全く覚えのない過去の事件の呪縛を解こうとしていく・・・。
(過去の事件について)何か隠しているらしい街の人々の様子に不穏さも感じつつ、痛快でもあり、笑えるシーンも多く、彼女を支えようとするテディ(リアム・ヘムズワース)とのラブストーリーにもドキドキして、面白いんです。
なにより、ケイトが着こなす自前のドレスと街の女性たちに作る数々のオートクチュールに目を奪われました。

街へ戻ってきた彼女が手に提げていたのは「シンガー」のミシン。

フットボールの試合に真っ赤なドレスで登場してみんなの度肝を抜いちゃう!!
ケイトのグラマラスなボディのパンチ力~(*^-^*)
一筋縄ではいかない母親をジュデイ・デイビスが演じ、母と娘のシーンの味のあること!
クリスよりも可愛らしいイメージ?(クリス・ヘムズワースの弟)リアムも癒されるとってもいいキャラだったのに~(スーツを作る彼の採寸シーンで、ソフトマッチョなテディをうっとり見つめるケイトが可愛すぎる)
事件の真相も明らかになり、自身が囚われていた呪われた女という呪縛から解かれつつあるティリー、ここで終わってくれて全然良かったのに!!(>_<)
そのあとの悲しい出来事の連鎖💦💦復讐しないと終わらないの・・・・か!!ひどいヤツ、いましたけどね。
炎を背に、自身が敷いたレッドカーペットの上を真っ赤なドレスで歩きながら振り返らないティリー。この絵は強烈でした!
久々に見たヒューゴ・ウィーヴィング、彼のキャラが最高でした♡
オーストラリアが舞台の作品で、50年代のオートクチュールが見れるとは思わなかったナ~、ティリーの家の周辺とか、一面砂地で白っぽい、色のない舞台に鮮やかな彼女のドレスが映えました
- アマゾンプライム
-
| trackback:1
-
| comment:6
アンテベラムはアイデアが秀逸でした。
私が映画で見ると興醒めするスマホが大活躍で。
ケイト・ウィンスレットの熟年以降のむっちむち、好きです(汗)・・・。
- 2023/05/20(Sat) 21:52:37 |
- URL |
- ゾンビマン #-
- [ 編集 ]
瞳さん☆
「アンテベラム」面白かったですね~予告編までは観ても大丈夫だけど、ホントこれは全くネタバレなしで観ないと☆
こういったアイデアが「ゲットアウト」チームの強みだな~と感心します。
「リベンジャー」も面白そうですね~仕事が終了したので、ポチポチと見ていきたいと思います。
- 2023/05/21(Sun) 21:06:25 |
- URL |
- ノルウェーまだ~む #-
- [ 編集 ]
>ゾンビマンさん
こんばんは。
「アンテベラム」こう来たかーー!!と驚きました。
そうでしたね!スマホ、上手く使ってましたよねぇ。何が登場するよりも一番わかりやすかったです。
「リベンジャー」のケイトのむっちむちぶり~~、ゾンビマンさんに見せたかったです(笑)
- 2023/05/21(Sun) 21:13:44 |
- URL |
- 瞳 #-
- [ 編集 ]
>ノルウェーまだ~むさん
こんばんは。
そうでしたね~!!これは絶対知らずに観てほしい!作品ですよね。
「ゲットアウト」チーム、次はどんな作品を作ってくれるんだろうと楽しみです。
「リベンジャー」全く知らずに観たんですが面白かったですよ~。ただ・・・復讐せずに終わってほしかったデス。
お仕事お疲れ様です。ゆっくり映画も楽しんでくださいね。
- 2023/05/21(Sun) 21:17:33 |
- URL |
- 瞳 #-
- [ 編集 ]
瞳さん、こんにちは!
アンテベラム見ました。
そうそう、最初、あれ?これって風と共に去りぬっぽい時代?って私もまさに、それ思ったわ。
ずっと色々解らないまま見て、その謎が解った時、ええーって驚きがあったよね。
それにしても、こんな身近な場所で、こんなことが起こってたなんてね・・・
- 2023/07/24(Mon) 14:51:30 |
- URL |
- latifa #SFo5/nok
- [ 編集 ]
>latifaさん
こんばんは。
「アンテベラム」ご覧になったのね~♪コメント&TBいつもありがとう。
冒頭の映像はまさに「風と共に去りぬ」よね。
少女のドレスとか、周囲の映像とか。
これはやっぱり何も知らないままで観るのがおススメよね。謎がとけてビックリ、そして改めて恐さを感じたわ。
ホテルの受付の人の態度とか、食事に行った先のお店とかでもいまだに残る差別を感じて、腹立たしかったわ(>_<)
- 2023/07/24(Mon) 19:42:41 |
- URL |
- 瞳 #-
- [ 編集 ]