2009
03.05

「テラビシアにかける橋」

テラビシアにかける橋 [DVD]テラビシアにかける橋 [DVD]
(2008/06/27)
ジョシュ・ハッチャーソンアナソフィア・ロブ

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こういうお話だったんだ・・・・。

2008年はたくさんのファンタジー映画が公開された年でしたね。
ファンタジーものは大好き♪
ですが、いろいろ見ていたら、あ、これどこかで見たような・・とか、似たようなシーンあったなあ・・とか思うこともしばしば・・。

そんな中、この作品は、久々にどの映画にも似ていない・・、そして、まさにこれがファンタジーの基本?なんじゃないかな・・と思い出させてくれる映画。

夢膨らませる「想像の世界」
頭の中で空想し、世界を作り上げる楽しさ、ワクワク感・・、そしてドキドキ感。
豊かな想像力こそが、ファンタジー映画の機動力なんだ!!って再認識させてくれました。


貧しい家庭でただ一人の男の子。
姉や妹たちに囲まれて、どこか居場所が見つからない・・そんな11歳の少年ジェス。
学校でも居心地の悪さは同じ彼の、唯一の楽しみは絵を描くこと。

そんなある日、お隣に引っ越してきたのは風変わりな少女レスリー。
足の速さでレスリーに負かされ、最初はよく思わなかったジェスだったけれど、レスリーの自由な発想と行動力にどんどんと引き込まれてゆく。

やがて二人は森の中に空想の王国テラビシアを作り出す。
王国を駆け回り、悪の帝王から逃れ、自由の翼をひろげて・・・。

かけがえのない、友達となった二人、しかし、突然の悲劇が彼らを襲う・・・。



たとえば、どこかの国の王女だったり、魔法使いになってみたり・・。
頭の中で夢の世界を創り上げて、いろんな風に想像してみたり。
・・・ってしますよね~?

え?しない?
しませんか・・。
そ・・そうですか。

私はいまだに・・やっちゃいます(苦笑)



ジェスとレスリーが駆け回るテラビシアの国。
思わず自分も彼らと同じように、その国で走り回っているような・・そんな気持ちになっちゃいました。
二人の豊かな想像力が作り上げていく、テラビシアの国。

木の実が爆弾になり・・、王国の人々も・・・彼らが現実の世界で抱いているイメージから創り上げられて(パパに複雑な思いを抱いていたんですね~)。
頭の中に浮かんだ情景がそのままテラビシアの景色になる・・・うん、まさにファンタジー。


でも、この映画は、そんなファンタジーをただファンタジーと終わらせませんでしたね。
もしや、もしや・・と思いましたが、どうか起こって欲しくない~~と願うような悲しい出来事。


これは見ている私にもショックでした。
どんなに想像力を駆使しても・・変えられない悲劇がある(涙)現実の厳しさ。
現実があるからこそ、ファンタジーもあるのだと思うのですが・・、でも。



悲しみ、自分を責めるジェスを暖かく抱きとめてくれたのは、普段彼が距離を置いて見ていた父親でした。

やがて、ジェスは、また再びテラビシアの国を訪れます。
そこに広がるテラビシアの国の優しい風景にほっとしながらも、でもやっぱり私は、寂しさも感じてしまいました。

ちょっと複雑な思いもしてしまいますよね・・。
でも、自分の中だけでテラビシアを終わらせてしまいたくない・・誰かと共有することで、そこからまた新しい世界が広がってゆく・・。


そういうことなのかなあ・・とも感じました。


この作品の魅力は、二人の子どもたちによるところも大きかったと思います。

少し神経質で、内向的な少年ジェスと、個性豊かで、ユニークで行動力もあるレスリー。   
ジョシュ・ハッチャーソンのナイーブな表情も素晴らしいし、アナソフィア・ロブは、ちょっとキーラ・ナイトレイを幼くしたような。
勝気さと、茶目っ気と・・愛らしさ。

彼女にとっても惹かれてしまいました。
服の着こなしも個性的でいいですよね~。




はるかかなたの魔法の国へ出かけなくても。
ファンタジーは、豊かな想像の世界の中にいつだって広がっている・・。

なんだか久々にファンタジー文学も、読みたくなってきましたよ♪

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