
なんだか11月とは思えない汗ばむ陽気☀に驚いた1週間でした。
WOWOWとプライムで鑑賞した映画4作品の感想をまとめてUP~(*^-^*)
『パパは奮闘中』
『やっぱり契約破棄していいですか』
『ナポリの隣人』
『ユージュアル・ネイバー』(アマゾンプライム)

2018年ベルギー・フランス合作。
ある日突然妻が子どもたちを置いて家を出て行ってしまう、残されたパパが子育てに奮闘!?
邦題や↑のパパ(ロマン・デュリス)の笑顔からもほのぼのコメディかと想像していたら、トンデモナイ。なんともシリアス。
パパの職場での厳しい労働問題、チームリーダーとして職場で仲間を守り奮闘していたパパも家では子どもたちの服のことも何もわからない、ご飯はシリアルばかり・・・。
世話に来てくれる母親や妹に感謝しつつも、時には心無い態度や言葉を発してしまったり、ママを慕う子どもたちの気持ちを分かってやれなかったり・・・、なんとも本当に人間的というか、飾らないパパの奮闘ぶりでしたよ~~(>_<)母や妹との距離が近いというか、親子、兄妹と言えども日本人だったらあそこまでさらけ出して会話できるかな~。職場の女性同僚とのことはビックリでしたが!妹ちゃんの指摘の鋭さ

いやーーー、おフランスだ

観ていて正直とても忙しいというか、大変そうなことが次々と起こって気がめいってしまう内容ではあるのに、最後までとても引き込まれたのは、やっぱりロマン・デュリスだから?いや、ばあばとして孫くらいの子どもたちがとっても気になったからかも

ざっくりしたセーターを着こんだロマン・デュリスはとても素敵でしたけどネ~

最後のパパの選択と家族の再出発♡壁に書かれたママへのメッセージは希望を感じるいいラストシーンでした。

2018年イギリス映画。
自殺願望の青年が、ベテランの殺し屋に自分の暗殺を依頼するけれど、その後人生に明るい兆しが見え始める。殺し屋との契約を破棄しようと逃亡するウィリアムとノルマを達成しようと彼を追い続ける殺し屋レスリーが繰り広げる、ちょっぴり不思議なシニカルコメディ。
ストーリー設定はアルアル~~なんだけど、キャラクターが魅力的、台詞ややりとりも面白い(*^-^*)
カフェで待ち合わせたウィリアムがレスリーに殺し屋がタートルネックってどうなの?って聞いちゃったり、愛妻家のレスリーと刺繍コンテストに燃える奥さんのやりとりとか、そもそも英国暗殺組合って・・!?

出版社の女性担当との恋なんてネ、こちらもよくある設定だけど、ちょっと冷めた彼女のキャラも良かった!イライジャ・ウッドみたい大きな瞳がキュートな(ウィリアム)アナイリン・バーナード、レスリーは名優トム・ウィルキンソン、味がある、ある~!
でもやっぱり一番ナイスなのはレスリーの奥さんだよネ、最高です(笑)
アルアル~って書いたけど、ええっ、まさか!!というあっと驚くブラックジョークみたいなラストが待っていたのにはビックリでした。
面白く観たけれど、自殺・・・は今年辛い出来事があまりにも多かったのでそこはちょっぴり複雑です(>_<)

2017年イタリア映画。監督のジャンニ・アメリオ、ジャック・ガンブランの『最初の人間』も撮られてましたっけ。2006年の作品ですが『家の鍵』大好きです。
妻の死をきっかけに娘、息子と疎遠になり一人暮らしをするロレンツォ。
孤独な日々を送る彼は隣に引っ越してきた若い夫婦とその子どもたちと知り合い、しだいに親しくなっていくのですが、ある日隣人一家は悲劇に見舞われてしまう・・・。
血のつながりがあっても気持ちはすれ違うし、赤の他人でも心を寄せる時もある・・・。隣人一家に疑似家族のような感情を抱いてしまうロレンツィオ。でも観ていて正直彼の気持ちよりも娘エレナの気持ちの方に寄り添ってしまったな~。
どちらかというと偏屈っぽいロレンツィオの心の中に飛び込んできた隣人の妻ミカエラ・ラマゾッティの無邪気な表情と、娘ジョヴァンナ・メッツォジョルノの憂いを帯びた表情、演じる女性陣の表情がとても印象に残った作品です。
そしてやはりナポリの街は絵になる~♡ロレンツィオの古いアパート、階段は大変そうだったけれどとても趣があって素敵でした。
「幸せは目指す場所ではなく帰る家だ。行く先ではなく後ろにある」エレナが呟いたアラブの詩人の言葉。
そっと手を重ねあう父と娘の姿・・・・静かなラストシーンにホッとしました。

2013年のアメリカ映画。
お友だちのところで発見してこれは面白そう~♪とプライムで鑑賞。
両親を亡くし、祖父母の家に引き取られた少女メリアンは、転校先の学校に馴染めない。
ある日、離れた隣家に住む車椅子の少年アンディと親しくなったメリアンだが、医者であるアンディの母キャサリンは、なぜか彼女が息子と会うのをよく思わず、遠ざけようとするのだった・・・・。
おおおおおおおーーーーーーー!!
これは最後まで手に汗握ったわーーーー

いやあーーー、サマンサ・モートン怖かったーーー!
『グレタ』のユペールもすごかったけれど、こちらの母もすごいよね(>_<)
一家の秘密、何かあるな・・・と思ったけれど、最初は『ルイの9番目の人生』的なこと?とか想像していましたが・・・・、終始伏し目がちなアンディの父、マイケル・シャノンの存在がどんどん気になってきて。
そういうことだったんだーーー!!と分かってからも、ますます恐いサマンサとますます・・・伏し目なシャノン

年月が気持ちを変えて愛情が湧いてきてしまうものじゃないのかな~~と思ったけれど、どこまでもどうしても・・・・受け入れることが出来なかったのね、医者だったからよけいに・・ってことでしょうか。
爽やかなラストに胸撫でおろしました~、良かったネ。
あとで気づいたけど、これは以前WOWOWで別タイトルで放映されてたのね。あの時はあまりにもあからさまなタイトルだったので観なかったけれど
- WOWOW鑑賞作品
-
| trackback:0
-
| comment:2
瞳さん、おはようございます。(^O^)
ユージュアルネイバーご覧になったのね!
私もてっきりルイ君のママと同じ様な感じなのかと・・。(^^;
>年月が気持ちを変えて愛情が湧いてきてしまうものじゃないのかな~~
・・・・・ほんとですね。シャノンの方は少しはそんな所あったかもだけど、サマンサ母ちゃんはびくともしない鉄の母(?)でしたよね。
最後の、アンディ達のキャッチボールがとっても心に残りました。
子供達の笑顔ってかけがえないですよね。(*^-^*)
- 2020/11/24(Tue) 08:11:12 |
- URL |
- つるばら #OP2UcWyM
- [ 編集 ]
>つるばらさん
おはようございます。
恐いサマンサと伏し目のシャノン!観ましたよ~(笑)
>私もてっきりルイ君のママと同じ様な感じなのかと・・。
つるばらさんも~!!
そういう感じに思えちゃいましたよネ、医者なのでそこはやり放題なのか・・・と(>_<)
>サマンサ母ちゃんはびくともしない鉄の母(?)でしたよね。
全然揺らいでませんでしたよね!やはり長く一緒にいたのがシャノンの方だからなんでしょうか!?
メリアン一人でよく頑張りましたよネ。
子どもたちには笑っていてもらいたいですよね・・・しみじみ。
- 2020/11/24(Tue) 10:26:38 |
- URL |
- 瞳 #-
- [ 編集 ]