2008
11.12

「幻影師アイゼンハイム」

幻影師 アイゼンハイム幻影師 アイゼンハイム
(2008/11/21)
エドワード・ノートンポール・ジアマッティ

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19世紀ウィーン。
幻影師アイゼンハイムは、その魅惑的なイリュージョンで毎夜、観客の人気を集めていた。
その噂を聞きつけ皇太子が彼の舞台を見に訪れるのだが、アイゼンハイムを驚かせたのは、皇太子の隣に座るひとりの女性・・。
皇太子の婚約者と噂される公爵令嬢こそ、アイゼンハイムの初恋の相手、身分違いだとその仲を引き裂かれた幼馴染のソフィ・・であった。



アイゼンハイムの舞台、その幻想的で神秘的なイリュージョンに・・見たものをそのまま信じてしまう私・・。
もう、すっかり幻影師の思うがまま(笑)ですよ、観客と一緒になって魅せられていましたね~。

エドワード・ノートンの悲しみを秘めた瞳の切なさにも胸を揺さぶられて・・。
いいですよねぇ・・・、初恋の相手を思い続ける・・。
アイゼンハイムとソフィ、二人の若き日の姿も素敵でしたよね。
少年の頃のアイゼンハイムを演じた彼も、睫も長くて繊細で・・うっとり(笑)
想いあいながらも、引き裂かれる二人の・・伸ばした指先が、またしても(再会して想いを確認しあっても)届かない・・。
舞台の上でもアイゼンハイムの伸ばした指先が・・切なく宙を舞うシーンがあって。
手のシーンに弱い私は、それだけで胸がきゅん!ですヨ(笑)

皇太子との緊迫したやりとり!あの剣を引き抜くイリュージョンにはどんなタネがあるんでしょう!!
皇太子のなんとも堂々とした悪役ぶりも印象的だったし、彼の手先となってアイゼンハイムに立ちふさがる警部役のポール・ジアマッティ。
彼の演技がとっても味があって良かったですよね。
立ちふさがらないといけないんだけど・・・実は誰よりも幻影師のイリュージョンに魅せられている・・、そのジレンマがとっても感じられて。

だから、ラストの警部の笑顔は嬉しかったですね。
その推理に一緒になって驚き、一緒になって嬉しかった。
騙されましたよ~、その幻影に・・すっかりと。
でも、こういう騙しなら、OKですね~(笑)

セピア色の映像もいい雰囲気。
若き日のアイゼンハイムのシーンは、無声映画のようなムードもあって面白い。

そうそう、それに、あのペンダント。
映画には時々、忘れられない小道具?が登場するけれど、この映画では、あの剣と、そしてアイゼンハイムがソフィに贈った手作りのペンダント。
木彫りの、愛らしいあのペンダント・・いいな~、欲しいです(笑)
ちゃんと(幻影師ならではの)しかけがあるんですよね。


あの初恋の日にソフィが願った・・「この姿を消して、二人でどこかへ行きたい」
その願いは叶えられたのか・・、
それはね・・ぜひあなたの目で見て確かめて欲しいな。
(ソフィの言葉じゃないですが・・)幻影のネタバレはヤボですもん。

言える事は・・そう、アイゼンハイムは、確かに最高の幻影師・・だってことかな!!

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コメント
瞳様、こちらにも出没してしまいました・・・。 m( _ _ )m
私好みの作品をたくさん挙げて下さっているので、とても嬉しくなってしまいますっ☆

この作品、海外では、同じ奇術師物「プレステージ」と同時期の公開だった筈なのですが、日本ではなぜか2年くらい遅れての上映になりました。
(もう来ないのか、と諦めかけて居りましたょ・・・。)

原作は、スティーヴン・ミルハウザーの短編小説ですが、お読みになりましたか?
元々はかなり短い物なのですが、人物像をうまく膨らませたりして、これは脚本家の勝利かも。

個人的には、前世紀末のウィーンが舞台、というのも気に入りましたし、敵役のオーストリア皇子の風貌がなんとなく、当時実在したルドルフ皇太子を彷彿とさせたりして。
(人物像は史実とは異なるのですが。)
そういえば・・・、皇太子を演じたルーファス・シーウェルは「トリスタンとイゾルデ」でも振られ役でしたねぇ。

奇術の中では、鉢植えのオレンジのマジックがとても幻想的で好きでした。
「キングダム・オブ・ヘブン」では、仮面の下に隠れてお顔を拝見する事ができませんでしたが、本作でのエドワード・ノートンもとても良かったですね♪
Aramisdot 2009.10.29 16:24 | 編集
>Aramisさん
いつもコメントありがとうございます~♪
>私好みの作品をたくさん挙げて下さっているので、とても嬉しくなってしまいますっ
こちらこそ、いろいろ読んでくださって嬉しいな。

「プレステージ」と同時期・・そうだったんですか~!!
Aramisさんは「プレステージ」も御覧になったんですね。
私、こちらは見逃しています。

原作、短編小説とだけ聞いていたのですが、まだ読んでないですよ~。
かなり短いお話をここまで膨らませたんですね。

ルーファス・シーウェルの皇太子、そうですね、なんだか感じが似てますよね。
堂々とした敵っぷりでしたよね。

鉢植えのマジック、ああっ、覚えています。
素敵でした♪
そして、エドワード・ノートン、うんうん、「キングダム・オブ・ヘブン」では仮面に隠されました(声もいいですよね!)けれど、こちらでは憂いのある瞳をたっぷりと見せてくれて。

あの舞台の上のイリュージョンも、小道具もとても印象的な映画でしたね。
ラストシーンも嬉しい、作品でしたね。

dot 2009.10.30 19:22 | 編集
>こちらこそ、いろいろ読んでくださって嬉しいな。

先日、少しですが、「旧シネマダイアリー」の方も拝見しました。
瞳様、「キングダム・オブ・ヘブン」のプレミアに行っていらしたのですね!!!
実は、私もあの場に居りました・・・。(きっと、会場ですれ違った筈ですよねっ☆)
因みに、その時の席は、幸い、前後左右とも真ん中辺りの位置でしたが、「エラゴン」プレミアの際は、私も、「前列・サイド寄り」を経験しまして、首は痛くなるし、まるで3D映画を「3D眼鏡なし」で見ているかのような(!?)見づらさで、瞳様と同じく、やはり、後日もう一度映画館に足を運ぶ羽目となりました・・・。(泣)


>手のシーンに弱い私は、それだけで胸がきゅん!ですヨ(笑)

「手」フェチでしたら、ベルトルッチ監督作品「シャンドライの恋」など如何でしょうか?
「KOH」のホスピタラー役、デヴィッド・シューリスがピアニスト役を演っていて、手許がなかなか素敵です。(勿論、「手」だけでなく、作品自体も良い出来ですが。)
もし、未見でしたら、お勧めしま~す♪
Aramisdot 2009.11.10 14:22 | 編集
>Aramisさん
おお、旧ダイアリーまで見てくださったんですね。
ああっ・・私「キングダム~」のダイアリー感想かなり熱くなっていたような~、お恥ずかしい(笑)。
Aramisさんもあのプレミアにいかれたんですね!!うわ、では同じ空気を吸ってましたね(笑)
うんうん、そうですよねぇ、あの前すぎる席って、映画を見るのは辛いですよねぇ。「エラゴン」がそうでしたか!
>3D映画を「3D眼鏡なし」で見ているかのような
まさにそうですね!!(笑)
キングダムの戦闘シーンも全体が見えないので・・どこを見たらいいのか、キツかったです~。

うわ、お勧めありがとうございます。
タイトルは何度か聞いたことがあるのですが、まだ未見です。
デヴィット・シューリスがピアニストでしたか!!それはぜひ見てみたいです♪
「手フェチ」としてはぜひチェックしたいですね(笑)

いつもいろいろお勧めしていただいて嬉しいです。ありがとうございます~♪
dot 2009.11.11 20:47 | 編集
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