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2018
07.12

「ゴッド・セイブ・アス  マドリード連続老女強姦殺人事件」

マドリード老女

マドリードのアパートで独り暮らしの高齢女性が殺害される事件が起こった。
当初強盗殺人と思われた事件だったが、被害者は強姦されていたことがわかる。
ハビエルとルイス、二人の刑事が真相を追う中、新たな被害者が発見されるが、
ローマ法王来訪が間近に迫っているため、警察上層部は事件を内密に捜査することを命じるのだった・・・・・。


WOWOW映画番組表で発見~
長~いタイトル、なになに~?マドリード連続老女強姦殺人
そんなのアル!?と思ったら、1980年代にスペインで16人の老女を強姦殺人した恐ろしい連続殺人鬼が実際にいたそうですヨ・・・、恐ろしや~~。

そして本作、スペインの映画賞「ゴヤ賞」で、6部門にノミネートされたサスペンスミステリー。
最近メキメキと気になるスペイン映画昨年も『インビジブル・ゲスト 悪魔の証明』や『クローズ・ド・バル 街角の狙撃手を8人の標的』が面白かった~♪


バディ

警察もの鉄板の、個性的(刑事)バディ。
事件を追う二人の刑事のキャラクターが非常に個性的!です。
腕っぷしが強く、イヤなやつは(たとえ同僚であったとしても)許しておけないハビエル、ロベルト・アラモは、『私が、生きる肌』に出てましたね!!
相棒のルイスは正反対の物静かなタイプ、捜査能力は高いのだけれど幼少期に受けた虐待から吃音の症状が出てしまい、人とうまくコミュニケーションがはかれない。見た目、ダスティン・ホフマンみたい。
常にスーツのルイスに対して、ワイルドなシャツ姿から除く逞しい!腕!!ファッションも対照的!!

考えるのはルイス、質問や尋問、アクションはハビエル!!とお互いをカバーしあうコンビぶりはなかなかいい感じなのですが、
捜査よりも、お互いのプライベートな部分が(そこまで!?)と思うくらい描かれていて・・・、
正直事件よりも、この二人、大丈夫なの!?とそっちが心配になってしまうんですよ~~
ルイスのいきなり女性に!?のシーンには唖然~~いや、アブナイ人過ぎるやろ?と・・・引いてしまったり、
ボロボロになっていくハビエルの様子が心配~~。

法王来訪に揺れる(反対デモも!)マドリードの街の様子や、警察内部でのいざこざ・・・、
それでも、ようやく・・・犯人らしき人物が!!
ここから急展開!
犯人の素顔や、どんな風にして女性たちに近づき残忍な行為を行っていたのか!がはっきり描かれて衝撃!!

そして・・・・ようやく一筋の明かりが見えてきてよし~!!ここから!!と思ったのに・・・涙
娘とのシーンや、相棒のやり方?を真似して証拠品を発見したハビエルに胸躍ったのに・・・・悲しい~。

爽快な逮捕劇ではない・・・(3年後という)ラストシーン。
この間、いったいどうだったんだろう?とか、ルイスの変化にもいろんな思いが渦巻いて・・・重く心に残りました。

普段の大人しい理性的な姿の下にあれほどまでの怒りを抱えていた・・・犯人と母親との関係がどうだったのかは想像するしかないんだけれど、
そうした犯人像の強烈さに驚きながらも、
刑事たち含め、登場人物たち、みんながとっても人間臭かった!!そこが一番印象に残った作品でした。

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