2018
05.25

「ルージュの手紙」

ルージュの手紙

助産婦として働きながら、女手ひとつで息子を育てあげ、地道な日々を送っていたクレール。
そんな彼女のもとに、30年前に突然姿を消した、血のつながらない母親ベアトリスから
「今すぐ、あなたに会いたい」と電話が入る。
自己中心的でお酒とギャンブルが大好きなベアトリスは、クレールとは真逆の性格。
ベアトリスと再会したクレールは、自由奔放な継母のペースに巻き込まれ、反発を繰り返しながらも、やがて人生の歓びや愉しみに気づき始める。
二人の間に新たな絆が生まれる時、ベアトリスは“ある決断”をする事になり…。
失われた時間を埋めながら、彼女たちが見つけたものとは——。

             <公式サイト ストーリーより>


「ルージュの・・・・」と来れば、ついつい伝言と続けて打ちそうになるのは私だけでしょうか(笑)

フランスを代表する二人のカトリーヌが共演した本作、両カトリーヌの演技がとにかく素晴らしい~~

自由奔放なベアトリスを演じるカトリーヌ・ドヌーブ、突然にクレールの人生に舞い戻ってくる、まさに招かれざる継母。
お酒とギャンブルに目が無くて、ステーキが大好き、がっつり肉食系
「そのコートダサすぎる!」やの「昔から老け顔ね」などと、歯に衣着せぬその物言い。
自己中で関わりたくないタイプのキャラなのに、そこがさすがのドヌーブ。決して下品にならない、チャーミングな魅力。
華やかに人生を謳歌しながらも、自由な生き方の孤独さも知ってるかもような・・・・そんな深さも感じさせちゃう。

貫禄付きましたよね!ふくよか~な身体、おおっ、脚の線の美しいこと~!!

ルージュの手紙3

ルージュの手紙2

ヒョウ柄を着たって絶対オバチャンにならない、このゴージャスさですヨ!!
大倫の薔薇の模様の部屋着を着ても花に負けないのは彼女だからだわ~。
(ジップロックにお札を入れてるの、ビックリだけど 笑)

2人のカトリーヌ

対する真面目でしっかり者、助産婦(出産のシーンがビックリするほどリアルでした!!)のクレール、
カトリーヌ・フロってどんな役を演じてもなぜこれほど上手いの~!!絶対いる、イル!こういう人。
ベアトリスに振り回され、拒絶しようとしながらも・・・助けてしまう、彼女が気になってしまう。
優しい反面、こうしなくちゃ!という気持ちが強すぎて息子の外科医から助産師への転職希望が負け犬のように思えてしまうところがあったり。
息子を一人で育ててきた!必死さもあるのかな~。
そんな頑張りすぎる彼女が、ベアトリスと再会し奔放な彼女の生き方に巻き込まれ・・・、反発しながらも、素直な愛情や人生を楽しむことに気づき始める。
ベアトリスの真っ赤なルージュを拝借し、ポールに会いに行く~~♪
大胆なところ、あるじゃない~(笑)

登場した時、う~ん、ぱっとしない男性だナ・・・なんて思ってスミマセン相手に何かを望んだりしない、素敵な大人の男性だったわ、ポール。

最後のシーンでは、ベアトリスに散々けなされたベージュのコートじゃない、ブルーのコートにヒョウ柄のスカーフを身に着けたクレールの姿がありました。
ポールと一緒に訪れた菜園は、(冒頭の寂しげな庭の様子とは全然違う)花々が咲き乱れる美しさ。


「あなたも私もそんなに悪い人生じゃない」
セーヌ川に沈んでいるボートを見つめて驚くポールの表情、
そしてクレールが受け取った(ベアトリスからの)真っ赤なルージュのキスマークの手紙・・・。
悲しい知らせを暗示するかのようなラストシーンにしみじみしながら思い出したのは、ベアトリスのこの言葉でした。

あぁ~~~、沁みる~~
私ももっと人生謳歌してもいいんじゃない!?いやいや、十分好きなことやってるか・・・・。
この映画、好きだなぁ

2人のカトリーヌに乾杯~
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コメント
カトリーヌ・フロって、そうは見えないですけど、ドヌーヴと13歳しか歳が違わないんですね。まあ継母ですから、年齢が実年齢の設定でもいいことはいいんですけど、実際のところは、彼女はたぶん50ちょっとすぎくらいの設定ですかね。

この映画見ていて思い出してしまったのですが、私の亡父はフロみたいにいろいろ我慢したところがあって、私の父の兄貴(伯父)は、カトリーヌみたいにわりと勝手というか奔放なところがありました。で、私はやっぱり我慢すのが苦手なタイプです(苦笑)。実生活でも、お姉さんのフランソワーズのほうがカトリーヌより我慢していたところがあったみたいですね。私が翻訳した姉妹対談を読んでいただければうれしく思います。

https://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/50d37216bf838df78d2be26ce8d4a3b4

https://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/30da7b2c96bbcafe57662bd63c670222

でもこの映画のドヌーヴとつきあるのは大変ですよね(笑)。気分屋でわがままで。でも、そのような自由さを私も持っています(苦笑)。瞳さんはいかがですか。
Bill McCrearydot 2018.05.25 23:29 | 編集
瞳さん、こんにちは!
そうっか、瞳さんは、心に染みたのねー。
私は、なんかいまひとつ今回は乗り切れなかったんだよな・・。

>最後のシーンでは、ベアトリスに散々けなされたベージュのコートじゃない、ブルーのコートにヒョウ柄のスカーフを身に着けたクレールの姿がありました。

そうそう、最初凄くけなされていたベージュのコートだけど、そんなにひどかったかな?って私は思ったんだけどね(^^ゞ

実は、この映画での、カトリーヌのファッションが、それほどオシャレ!って風には感じなくて・・汗

それと・・ポールの魅力が、わからんとです・・・
latifadot 2018.05.26 09:33 | 編集
>Billさん

こんばんは。
そうなんですよね!意外に年が違わないんですよね~。

いろんなところで我慢するタイプ、自由に生きるタイプ、対照的な二人でしたね。
自分はどうだろう~?って考えてしまいますね。
Billさんは、我慢するのが苦手なタイプでしたか!!
私は・・・・う~ん、あまり我慢は・・・してないかな(笑)
でもそれほど自由奔放でもないです。
面白味がないタイプですね~(*^-^*)
楽天的なことは、自信あり!

おお~!!美人姉妹の対談を記事にされてたんですね。
翻訳なさったの~!!
今隣で孫が(週末来ています キーボードに触ってきてるので 苦笑)
落ち着いたらゆっくり読ませていただきます。

2人ともとても美しい姉妹ですよね。
個人的には、お姉さんのフランソワーズのアンニュイな魅力にとても惹かれます~。
若くして亡くなったせいもあるかもしれません。




dot 2018.05.26 22:24 | 編集
>Latifaさん

こんばんは~。
2人のカトリーヌの演技が素晴らしかった~!!
すごく沁みました。

ベージュのコート、うんうん、全然ひどくなかったよね。
似合ってましたよね。
でもベアトリス的にはオシャレじゃない!!と思ったのかしら。あと休みの日はもっと華やかなの着たらっていうことかも。

ベアトリスのファッションは、ゴージャスマダムって感じでしたね。
普通には着こなせないかな~って感じ。
今のふくよかなドヌーブに似合ってると思いました。

>それと・・ポールの魅力が、わからんとです・・・

ぷぷぷ~~(爆笑)
Latifaさん、受けるぅ~~(笑)
外見的には全然魅力的じゃないよね。私もパッとしないな~って思ったわ。
だけど、冷たくあたるクレールに「オレが何か求めたか?」って言葉にハッとしちゃった。
相手に何かを求めるんじゃなくて、見守っている・・・懐の大きな男性でしたね。


dot 2018.05.26 22:33 | 編集
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