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Slow Dream

映画や本とのめぐり合いをひとつひとつを大切にしたい。




「湿地」 :: 2018/05/05(Sat)

湿地


ガラスの鍵賞を受賞した北欧ミステリーを映画化

アイスランド・レイキャヴィク。
北の湿地にあるアパートで、一人の老人の死体が発見された。
捜査に当たったエーレンデュル警部は、男の部屋で1枚の不思議な写真に目を奪われる。

それは、病死した幼い少女ウイドルが眠る墓標・・・・、老人と少女の関係は?
そして死の真相は・・・!?


湿地原作

インドリダソンの原作、以前から気になっていました。映画化されてたと知り、(読むより)観るをお先に♪
アイスランド・デンマーク・ドイツ合作作品です。

アイスランドミステリーといえば、先月WOWOWで『静寂の森の凍えた姉妹 』を観ましたが、『静寂の~』も本作も、まさにアイスランドといった、実に寒々~~とした風景が印象的です。
本作は湿地帯ということで、寒さに輪をかけてなんとも重苦しい~~(風景だけでなく、ストーリーも)。
床が腐りかけたアパートの、なんとも言えないこもった匂いが観ているこちらにも伝わってくるかのようでしたし、引き上げられたあの死体シーンが強烈~~(>_<)

終始流れる音楽も重くて寂しい。
そして、エーレンデュル警部はじめ登場人物たちの渋いこと~~!
みんななんとも現実的な風貌なのが(肝っ玉母さん的な女刑事サン、イイネ)リアルですよ~。
唯一、ちょっぴりイケメンで頼れない(苦笑)部下にぷぷっと笑ってしまうものの、全体的に重苦しい~~ムードが終始漂うミステリーでした。

でもネ、寒々しいのも、重いのも嫌いじゃないナ。
アイスランドの立ち込めた曇り空や、湿地帯の風景が、過去のレイプ事件、そして受け継がれていく負の連鎖・・・と相まってなんともいえないムードを醸し出していました。

事件と平衡して描かれるエーレンデュル警部と娘との確執も気になるんだけど・・・・この娘のだらしな加減はいかがなものかしら~(過去に何かあったのか)描かれていないので、なぜこれほどまでに自暴自棄なのか・・・がよく分かりませんでした。

このあたりも含めて原作をぜひ読んでみたいと思います。

そうそう、そして忘れられないのが・・・・羊の頭!!!
警部の好物?パックに入った羊の頭を(味付けして売ってるってこと!?)ナイフで食べるシーンが忘れられんわ~~。

羊の頭!!!
いやぁ・・・何より一番強烈だったかもーー。

娘が警部に作ってたスープとか、検視官が(死体の傍で)平気でむしゃむしゃ食べるお肉とか・・・、やたら食べ物のシーンが多かったのも印象に残りました。

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