ロンドンのウィンザー・ガーデンで、ブラウン家の"家族"として、幸せに暮らすパディントン。
誰に対しても礼儀正しく親切なパディントンは、たくさんの友達に囲まれていた。
もうすぐ、ペルーでひとりぼっちだったパディントンを育て、ロンドンへと送り出してくれたルーシーおばさんの100歳の誕生日。
完ぺきなプレゼントを探していたパディントンは、グルーバーさん(ジム・ブロードベント)のアンティークショップで、ワンダフル! な飛び出す絵本を見つける。
だが、世界にたった1冊しかないその絵本は、とても高価だ。
パディントンは、働いてお金を貯めようと決意する。
<公式サイト スト―リーより>
イギリスの児童文学「パディントン」シリーズ2作目
前作(DVD鑑賞)が大好きなので、ぜひ今度は劇場で♪と決めていました。寒さなんてモフモフくまさんに会えるためならなんのその(笑)そうそう、だって今回はヒューさまも出てる!!
ブラウン一家の“家族”としてとっても幸せに暮らすパディントン。今や、ウィンザー・ガーデンに友だちもいっぱい。
そんな彼がルーシーおばさんの誕生日プレゼントを買うために、今度はお仕事くまさんとなってガンバリマス。
理髪店での大失敗はもはやお約束
、でもモフモフが立派な道具となって窓拭きの腕をメキメキ上げていく~。
プレゼントも買えそう!?と思った矢先、なんと絵本が盗まれて、しかもしかもパディントンが犯人として刑務所へーーー
パディントンと刑務所・・・・こんなに似合わないものないでしょーーと思うけど、
(色物靴下で)ピンク地に染まった(もちろん、これもパディントンの仕業 笑)囚人服がなんともキュート。そしてここでも礼儀正しいパディントンはマーマレードという武器(?)で刑務所を甘~いスイーツパラダイスに変えて行っちゃう・・・。
なんて素敵な刑務所ティ―パーティー
就活→刑務所収監→そしてなんと(思い違いからだけど)脱獄!!→最後は、追いつ追われつの列車アクション
・・・・と、2作目とってもアクティブ、エンターテイメント性も
加えてロンドンの名所が素敵に紹介されてたり、相変わらず色彩の暖かさ、楽しさにホッとするブラウン一家のおうち、脱獄シーンの気球がこれまた目を見張るほど美しい。
夢の世界のような、移動遊園地。
なにより感動したのが、飛び出す絵本の世界にパディントンとルーシーおばさんが入り込んじゃうシーンですヨ!!これ、すごいーー、楽しすぎる。
そんなワクワク、楽しさ・・・と同時に、馴染んだパディントンでもやっぱり「クマなんて!」と変わらずお隣さんには嫌われてるし、ブラウン一家を信じているけど不安な気持ちもあったりする・・・。
だけど、誰にも偏見を持たず、礼儀正しく親切にすること。ルーシーおばさんの教えは素晴らしいネ。「マナーが人を(違った!)クマを作る」どこかで聞いた!?(笑)
パパが隣人カリーさんに言う言葉にはグッと(涙)きました。
もちろん最後はハッピーエンド間違いなし~♪なんだけど、そこに至るまでに、前半のパディントン&家族ネタをそれはそれはすべてきちんと拾っていく様は、見事なまでに気持ちいい。
バードさんの手品、ジュデイの新聞、ジョナサンのSFマニア、ママの遠泳!なんとパパのヨガまでデターー(爆笑)
パディントンのトランクからは、あの道具まで出てきたし。
ブラウン一家、今回もみんな素敵でした。
そして、何といっても!!ヒューさまですよ
監督が彼を当て書きしたという"キャリアの終わったナルシスト役"をなんて楽しそうに、ピッタリに(笑)見事に演じてくれたんでしょう。「クラウドアトラス」を思い出すような、変装ぶりに、屋根裏での独り芝居劇場、エンドロールでは歌と踊り♪
楽しかったーーー
残念ながら吹き替え版しか(こちらでは)やってなかったので、DVD出たら絶対に生声で観なきゃ。
(松坂桃季くんのパディントンはなかなか可愛かった、ヒューは斎藤工さんでした!思ったより合ってたナ)
「1」を観た時に、たまらなくマーマレードが食べたいのに家にないーー!!と感想に書いたけど、今回はちゃ~んとあるのダ。
イギリスのマーマレードじゃないけど許して~。コント・ド・プロヴァンスのマーマレードは、ホントに家で煮詰めたような果物のジューシーさがお気に入り。
素朴な全粒粉のパンにサンドして、パクリ。
刑務所でナックルズに指導してたパディントンのマーマレード作り。
レモンと隠し味はシナモンでした
いつか、パディントン流マーマレードに挑戦しよう。
寒波襲来もどこかへ行っちゃう・・・・ほっこり、癒された「パディントン2」、どうか「3」もよろしくお願いしまーす。
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