旅をしながら次の作品の構想を練る・・一人の映画監督。
紡がれてゆく4つの物語は、彼が出会った人々なのか、それとも彼の次の作品の登場人物たちなのか。
オムニバス映画といっていいのでしょうか・・、しかし、なんとも不思議な作品です。
観終わった今でもなんだか霧の中にいるかのようにとらえどころのない。
でも。
ジョン・マルコヴィッチ、ソフィー・マルソー、ファニー・アルダン、ジャン・レノ、マルチェロ・マストロヤンニ、ジャンヌ・モロー、ピーター・ウエラー・・・エトセトラ・・。
この豪華なキャストたちには間違いなく驚かされることでしょう。
そして不思議な魅力に満ちた作品だということにも。
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ある日、ロンドンのダウニング街の首相邸に、一通の手紙が届いた。
“もしイギリス政府が核兵器の製造を中止しなければ、新開発のU・R・12爆弾を一週間後にロンドンで爆発させる”
手紙の送り主と思われる国立科学研究所勤務の核兵器研究者ウィリントン教授が、爆弾とともに行方不明になっていることを知ったスコットランド・ヤードのフォランド捜査課長らは、必死の捜査を開始する。
しかし、教授と爆弾の行方は掴めず、タイムリミットが刻々と迫ってくるのだった・・。
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「もう姉のドナーにはならない」
両親を相手に訴訟を起こしたアナ、11歳。
白血病を患う姉ケイトのドナーとして生まれてきた彼女は、誕生からこれまで自分のからだのさまざまなものを姉に提供してきた。
自分のからだを守るため訴えを起こしたという・・・アナの突然の行為に両親は衝撃を受ける。
ケイトに生きていて欲しいと願うのは家族全員の思いのはず、まして姉ケイトが大好きなアナが何故・・?
やがて、アナの決断の裏にはある思いが秘められていたことがあきらかになる・・・。
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貧しい神学生ヘンリク・ベルイマンと上流階級の娘アンナ。
環境も価値観も異なる二人が出会い、愛し合い、周囲の反対を乗り越えて結婚する。
北部の田舎町で牧師をして迎えられることになったヘンリクとアンナ・・。
願ったはずの二人きりの生活だったが、考えや思いの違いから二人の間に衝突は絶えない。
互いに傷つけあう二人・・。
二人目の子どもを身ごもったアンナは、ついに耐えきれずヘンリクとの別居を決意するのだったが・・・。
1992年度カンヌ国際映画祭パルム・ドール(グランプリ)、主演女優賞受賞。
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コネチカット州郊外の小さな町、ブライアー・ヒル。
ダイアナは地元のヒルヴュー高校に通う17歳。
反抗的でトラブルメーカーのダイアナだが、なぜか自分と正反対の真面目なモーリーンとウマが合い、二人はなんでも打ち明けられる仲となる。
そんなある日、授業の教室へと向かう前にトイレでおしゃべりをしていた二人の耳に突然、銃声と叫び声が飛び込んできた・・。
教師が・・生徒たちが、血の海に倒れてゆく・・。
やがて怯える二人の前に、銃を持ったクラスメイト、マイケルが現れ、
「二人のうちのどちらか一人を撃つ。どちらにするか決めろ」
そう、選択を迫ったのだった・・・。
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1931年ポーランドの東部の小さな町に、たいそう力の強い青年がいました。
青年の名前はジシェ。働きものの彼は、父とともに鍛冶屋で働き、家族を大切にする優しい青年でした。
あるとき、酒場での出来事がきっかけで、怪力ショーに出演したジシェはスカウトをうけ、単身ベルリンへ出発することに。
やがて、エリク・ヤン・ハヌッセンの「神秘(オカルト)の館」で、その怪力ぶりを披露し人気者になるジシェでしたが、カツラをかぶりユダヤ人であることを隠すのが厭でたまりませんでした。
館での目玉は、なんといってもハヌッセンの超能力ショーです。
読心術や催眠術などを披露し、「宇宙の予言」でナチスの兵や大物政治家たちなどの観客の心を虜にするハヌッセン。
いずれ政権をとるであろうヒトラーの元で、重要なポストにつくという野望に燃えるハヌッセンは手段も選びません。
ピアニストのマルタまでその道具に使おうとするハヌッセンに、優しいジシェもついに怒りを爆発させてしまうのでした・・・。
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弁護士キャンベル・アレグサンダーのオフィスを訪れた一人の少女。
13歳のアナ・フィッツジェラルドは、
「自分の体に対する権利を守るために」両親を訴えたいと彼に弁護を依頼する。
白血病を宣告された夫妻の長女ケイトのドナーとなるため、遺伝子操作によって誕生したアナ。
生まれてから13歳になるまで、アナは、臍帯血、リンパ球の提供、骨髄移植・・ケイトのためにさまざまな医療行為を余儀なくされてきたのだが、
ついに最後となるかもしれない・・腎臓の提供を彼女は拒んだのだった。
突然の娘の行動に驚く夫妻。しかし、アナの決意は固く、両親とアナは法廷で争うことになる。
だが、アナの弁護を引き受けたキャンベルは、どこか彼女の態度に腑に落ちない部分を感じるのだった・・。
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フランスの田舎町サン・ロバン。
病院の医師ジェルマンは、精神科医ヴォルゼの妻ローラとの不倫を中傷する匿名の手紙を受け取る。
「カラス」という署名入りの匿名の手紙は、やがてジェルマンだけでなく、ローラ、ヴォルゼを初め、町じゅうの人々のもとにも届き始める。
誰がいったいカラスなのか・・、疑心暗鬼になる町民たち。
そんな中、自身の重い病気をカラスによって知らされた入院患者が自殺をするという悲劇まで起こり・・人々のパニックと怒りはいっそう高まるのだった。
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昭和20年、戦時下の岡山県日比。
開業医赤城風雨は、今日も往診かばんを手に漁師町を走っていた。
彼の診断によると患者はみんな、肝臓炎を併発している・・そんな見立てから人々は赤城を「カンゾー先生」と呼ぶ。
そんな先生のもとで看護婦として働くことになったのが、漁師の娘ソノ子。
弟妹を養うため、売春まがいの行為をしていたソノ子を諭すカンゾー先生だが、
患者のため、肝臓炎研究のため、日夜駆け回る先生の姿に本物の男を感じたソノ子からストレートに想いを告げられてしまう。
そんな時、収容所から逃げ出したオランダ兵捕虜が怪我を負って倒れているのを発見したソノ子は、先生のもとへと連れ帰るのだが・・・。
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