ハバナの大学生、ダビトは共産主義青年同盟のメンバー。
そんな彼にホモセクシャルな青年ディエゴが声をかける。文化センターで働く芸術愛好家のディエゴは、民主思想の持ち主。
正反対の思想を持つ二人だけれど、ディエゴの持つ珍しい外国文学の本に(文学青年でもある)ダビトは目を奪われてしまう。
青年同盟のメンバー、ミゲルにも危険分子だからディエゴを見張るように・・と言われたダビトは、ディエゴのアパートの出入りするようになるのだが、やがて、彼の芸術を愛する気持ちに打たれ、しだいにディエゴを理解し始めるのだった・・・。
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東欧のある国、小さな村に生まれたトビアシュ。
父親を知らない娼婦の息子として育った彼だが、15歳のある日、自分を教えてくれた学校の教師が父親であることを知り、彼を刺してそのまま家を飛び出してしまう。
やがてスイスに亡命した彼は、名前を変え、昼は時計工場で働き、夜は作家を夢見てペンを走らせる毎日。
恋人もいるが、彼の心の中は常に運命の女性「リヌ」を探し求める想いで満ちていた。
彼が求める「リヌ」とは誰なのか。
そして、彼はついに職場へ向かうバスの中に運命の女性の姿を発見したのだった・・・。
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最愛の妻を亡くし、孤独な日々を送るウォルト・コワルスキー。
息子たちとは上手くいかず、(祖母の葬式に)ヘソ出しファッションでやってくる孫は気に入らないし、隣にはアジア系家族が引っ越してくる・・。
何もかも苦々しく思えて悪態をつく毎日の彼だが、心の癒しは、かってフォード社で働いていた彼が今も「ほれぼれする!」と大切にしているグラン・トリノと、愛犬デイジー。
その大切なグラン・トリノをなんと!盗もうと忍びこんできた少年を捕まえてみると・・・ウォルトの嫌う隣家の少年タオであった・・・・。
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シチリアのチニスに生まれたジョゼッペこと、ペッピーノ・インパスタート。
マフィアが支配する街で、ペッピーノ自身の父親もその一員。
聡明なペッピーノは、そんな父親の自慢の息子だったが・・、成長した彼は、父に背き、マフィアを糾弾する運動の中心人物となって活動するようになる。
仲間と新聞を発行し、ラジオ局を開設し、激しくマフィアを糾弾するペッピーノ。
マフィアのボス、ターノとの緊張は日に日に高まり、やがて父が・・そしてついにはペッピーノの身にも危険が迫るのだった・・・。
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遊びに行っている「コンパス・ローズ」の雪芽さんのところで、美味しいもの、いや、美味しい本を発見!!
映画の中に登場する「ゴハン」を再現した、その名もずばり「シネマ食堂」。
これは買うしかないでしょう(笑)
翌日すぐに書店で購入してきたという、「美味しいものには目がない」我ながら食いしん坊ぶりに笑ってしまいます。
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やり手のビジネスマン、アドリアンは、ある日、商談相手の銀行頭取からディナーに招かれる。
夫人同伴で・・と言われても、彼が愛するのは男性。
この大きな商談をなんとか成立させたいアドリアンは、マイナスイメージを避けたいとゲイであることを隠すことに。
友人であるゲイクラブのオーナー、エヴァに頼み込んで、ワイフ役を演じてもらうことにしたアドリアンだが・・、なんとディナーの席で頭取はエヴァに一目惚れ。
エヴァに接近しようとクラブにやってきた頭取の知った・・ペダル(ゲイ)の世界。
やがて頭取の夫人をも巻き込んで、事態は思わぬ方向へと向かってゆく・・。
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深夜のニューヨーク、オフィスで一人仕事をする会計士ジョナサン。
真面目で仕事人間の彼は、恋人もいない、孤独な毎日を送っていた。
ある夜、いつものように派遣先の事務所で仕事をしていたジョナサンは、弁護士と名乗るワイアットに声をかけられる。
ハンサムで魅力的なワイアット、その気どりの無さにジョナサンは心を許し、意気投合した二人はオフタイムでも一緒の時間を過ごすようになる。
そんなある日の午後、一緒にとったランチの後で、お互いの携帯を取り違えたことに気づいたジョナサンだが・・。
「今夜、暇?」
ワイアットの携帯にかかってきたのは、名前も名乗らない女性の誘いだった・・・。
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あ~、わたしの恋は~みなみの~風に乗って走る~わ~♪
何故か今、聖子ちゃんの懐かしい曲が頭をまわる・・私です。
「魅せられて」・・と言えば、
「みなみ~に向いてる まどを あけ~」なのにねえ(いやいや、これもこの作品には全く関係ありません 笑)
詩人だった母を亡くしたルーシーは、トスカーナ地方に住む母の旧友たちを訪ねる。
彫刻家イアンと妻のダイアナ、娘のミランダと彼女の恋人。そして彼らの家に滞在する人々・・。
イアンのモデルを勤めながら美しい自然の中、バカンスを楽しむルーシーだが、胸のうちにはさまざまな思いが渦巻いていた。
母の残した言葉から知った・・この地にいるという本当の父親のこと。
そして、いまだ気になっている初恋の相手のこと・・。
ルーシーを演じるリブ・タイラーの、瑞々しい愛らしさに思わず目を奪われてしまう。
そう、まさに彼女の若さと美しさに「魅せられて」しまう作品でした。
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な・・なんだか「こわい」DVDジャケットです・・。
芸術の秋。
20世紀ピカソと並ぶ芸術家フランシス・ベーコンと彼のモデルでもあり、愛人でもあったジョージ・ダイアーの物語。
ベーコンと聞いて先に思い浮かぶのは哲学者のベーコンだったりするし(画家のベーコンは、こちらのベーコンの末裔だとか)、ベーコンの書いた絵は昔むかし・・1枚かな・・見た覚えがあるくらいなのだけれど。
ただ、その1枚の絵は、かなり衝撃的だったように思う。正直、どうしたって、好きとは言えない。
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心臓病で余命わずかと宣告されたダンサーのピエール。
華やかなムーランルージュに別れを告げ、アパートのベランダから、パリの街を行き交う人々を眺める彼の目に映るもの・・。
向かいのアパートに住む魅力的な大学生、彼女に思いを寄せる大学教授。
市場で働く男たち、建築家に
パン屋の女主人
華やかなモデルたちもいれば、ホームレスやアフリカからの不法入国者・・。
さまざまな悩みや思いを抱えながらも・・パリの街で生きている!彼らの姿がピエールには・・それだけで輝いて見える。
パリという街で暮らし、生きていけるということは、なんて幸せなことなんだろう・・と。
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バイオリンを習っている少年サーシャは、ある日先生のもとに向かおうとアパートの部屋を出るのだが、いじめっ子たちに取り囲まれてしまう。
助けてくれたのは、青年セルゲイ。
ローラーを引いて整地作業をしているセルゲイと仲良くなったサーシャは、ローラーを引かせてもらったり、一緒にお昼を食べたり・・。
セルゲイの整地の仕事が今日まで・・と知ったサーシャは、夜一緒に映画を見に行こうと約束するのだけれど・・。
46分という短い作品。
タルコフスキー監督の映画大学監督科の卒業製作作品だとか。
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第二次世界大戦下、ナチスドイツ支配下のフランス・パリの映画界。
人気脚本家ジャン・オーランシュは、ドイツ資本の映画会社からの仕事の誘いに苦い思いを抱いていた。
支配されるのも嫌だけど、収容所も厭だ・・、ペンとインクで立ち向かおうとする彼だけれど、生活に困窮する仲間を見捨てるわけにもいかず、ついにはコンティナンタル社の仕事を引き受けることに。
一方、レジスタンス活動のために、あえて敵の懐に飛び込め・・とコンティナンタル社に雇われ助監督として腕を振るうジャン・ドヴェーヴィル。
仲間たちが捕らえられてゆく中、彼自身の活動も危険を帯びてゆく・・。
生き方は違えども、映画を愛し、自由を求める二人のジャンの姿・・、史実に基づくドラマティックなエピソードが織りなす中、浮かび上がってくる・・混沌としたこの時代の映画界の姿・・。
興味深いシーンも多く、そして何より二人のジャンがとても魅力的でした。
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