2017
03.23

「ザ・ギフト」

ザ・ギフト

シカゴからカリフォルニア州郊外に移り住んだ若い夫婦サイモン(ジェイソン・ベイトマン)とロビン(レベッカ・ホール)は、人もうらやむ幸せな人生を築いていた。
その新天地はサイモンの故郷でもあり、偶然にも彼は買い物中に高校時代の同級生ゴード(ジョエル・エドガートン)に声をかけられる。
サイモンはゴードのことをすっかり忘れていたが、旧友との25年ぶりの再会を喜んだゴードは次々と贈り物を届けてきて、次第に夫妻を困惑させていった。

                           <公式サイト ストーリーより>




↓※ ネタバレあります、未見の方はご注意くださいね~。

いつ行っても全部貸し出し中~~
なんだか意地になってビデオショップを覗いてましたよようやくレンタルできました(1本だけあったーー

確かに人気ぶりが頷ける・・・、なんともいえない怖さに引き込まれる作品です。

ギフト3

玄関に贈り物・・・、内容は違いますがマシスン原作の『運命のボタン』を思い出しました。
最初はワイン、これはまだ怪しくないけど・・・やがて度が過ぎる親切さにどう、受け止めていいのか分からない贈り物が次々に届く・・。
理解できないものへの怖さって、精神的にじわじわじわじわ~~くるわ。

奥さん役のレベッカ・ホール、ショートカットでスレンダーで気持ちいい美しさ。
こんな美人サンが日中とはいえ、高台のガラス窓スケスケの家に一人・・・。

ギフト2

こんな風に覗かれたら・・・(いくら親切だからって)怖すぎる~~(>_<)

贈り物を受け続ける夫婦の困惑が・・・・やがて妻は夫の態度に少しづついらだちをおぼえ、夫はそんな妻をなだめつつも疎ましく思い、
ついには、知らなかった夫の過去の出来事を通して、彼という人間性に疑問を持ち始める妻、自分が知っていたのは夫の何なんだろう
ギフトを通して夫婦の間に少しづつ広がる隙間、よそよそしさ・・・この見せ方も上手い!!


ギフト

最初はこんな風な甘いシーンもあったりする、幸せいっぱいの夫婦だったのに、
成功し、妻に優しいジェントルマンの夫がすべての元凶だったとは・・・。
ジョエル・エドガートンの地味な怖さも強烈でしたが、サイモン役のジェイソン・ベイトマン今の自分がなにより大事!!人のことなど知ったこっちゃない勝手すぎる言い分がある意味迫力ありました。
あの完全に上から目線の謝り方・・・ないわ~~。

最後のギフトを送られても自業自得のサイモンでしたが、
送ったゴードも「目には目を」と言いながら、最後までとらえきれない、読み切れない微妙な表情を浮かべていたのがが印象的でした。
何度か送ったギフトの途中で、サイモンが非を認めて真摯に謝ってたら・・・きっと彼もあんなラストギフトを送らなかったんじゃとも思えたり。
爽快な復讐劇に感じられない・・・苦々しさも残りました。

振り回されたロビンが気の毒でしたが、
「いい人にはいいものを」とゴードは言っていたし、録画されていたシーン、私は何もなかったのでは・・?と想像しました。
学生時代、サイモンは何もなかったところからゴードに関する嘘を並べた・・・、そのことを思い出すとゴードも同じことをし返したのではないかなあ・・と思ったり。
だけど、疑惑の芽は一度芽生えるとサイモンの中で一生消えない・・・、悶々と考え続ける・・・。
あぁーー、やっぱりコワい、衝撃的なギフトでした。


「君が過去を忘れても、過去は君を忘れない」
・・・・ダイジョブ?ワタシ?なにかやってないか考えさせられちゃうな~。


ジョエル・エドガートン、初監督でこんなの作っちゃうとは~~
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『パラノーマル・アクティビティ』シリーズのジェイソン・ブラム製作,俳優のジョエル・エドガートンが監督を務めたサイコスリラー。DVDで鑑賞。なかなか良くできた作品でした。サスペンスお好きならお勧めです。 転居先で幸せな生活を送っている夫婦サイモン(ジェイソン・ベイトマン)とロビン(レベッカ・ホール)の前に、サイモンの高校時代の同級生だというゴード(ジョエル・エドガートン)が現れる。再会を祝いゴ...
ザ・ギフト dot 虎猫の気まぐれシネマ日記dot 2017.03.23 23:03
コメント
こんばんは~

>・・・・ダイジョブ?ワタシ?なにかやってないか考えさせられちゃうな~。
あはは、ここ、受けちゃいました。
私も何かやってないかな・・・・心配になっちゃった。
過去は忘れない・・・ってでも名言ですよね。
因果応報、自業自得、そんな言葉が浮かびました。

ゴードはロビンのことは傷つけたくなかったと思うので
そうね~きっと何もなかった可能性の方が強いですね。
おっしゃるように、過去の出来事が「根も葉もない」嘘から生じたなら
ゴードも同じように「事実のないところに疑惑を生じさせ」たかったかも。
そして自分と同じ苦しみをお返ししたかったのね。

私はゴードのおかげで善人のロビンが夫の本性に気づけてよかったと思いました。
ななdot 2017.03.23 23:02 | 編集
>ななさん

こんにちは。

観終わって、思わず自分は大丈夫か?って思っちゃいましたよ(>_<)
名言ですよね。
自分が誰かにしたことは、めぐりめぐって戻ってくるんですよね。
いいことは悪いことの中にある(中から生まれる?どっちだっけ)・・・こんなセリフもあってどきっとしました。

>過去の出来事が「根も葉もない」嘘から生じたなら
ゴードも同じように「事実のないところに疑惑を生じさせ」たかったかも。
そして自分と同じ苦しみをお返ししたかったのね。

そうなの、そうなの~!!そう感じました。
そして、自分が苦しみをしっているからこそ、(復讐をしても)複雑な表情だったんじゃないかなって思いました。

>善人のロビンが夫の本性に気づけてよかったと思いました。

サイモンは優秀で美しい妻が自慢だったから、いやな面を彼女には見せてなかったんでしょうね。
彼はきっと弱いものとか、自分より下だと思う人とかをいじめる、そういうタイプなのね。
それにしてもあの謝り方・・・、ビックリでしたね。


dot 2017.03.24 13:15 | 編集
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