2017
02.28

「特捜部Q Pからのメッセージ」

Pからのメッセージ

未解決事件を扱う特捜部Qに、また新たな捜査の依頼がやってきた。
海辺を散歩していた町人がボトルの中に「助けて」と書かれた手紙を見つけ、Qに送ってきたのだ。
手紙はどうやら7~8年前に書かれたもので、インクが滲み殆ど読めない。
唯一の手がかりは差出人の頭文字“P”。
Qのチーム達は手紙を解読しながら該当する行方不明者を割り出していくが、そこには驚愕の事件が隠されていた…。

                 <公式サイト ストーリーより>


特捜部Qシリーズ、第3弾楽しみにしてましたよ~~♪

これまで2作目の『キジ殺し』→1作目『檻の中の女』と映画を鑑賞後、原作を読みましたが、
3作目の本作は(映画が待ちきれず)原作を先に読んでいました。
上下巻合わせて740ページ謎めいたPからの手紙、近づけそうでなかなか縮まらない犯人との距離・・・・登場人物も多くて読み応えたっぷり~~、最後の最後まで手に汗握る面白さ!!
読み終わってからもまた読み返し・・・3度も読んでしまうほどハマりました。
シリーズ3作目にして北欧最高のミステリ賞「ガラスの鍵」受賞作品である原作の映画化ということもあって・・・期待度もますますUP~

・・・・しすぎたかな~~

いや、面白かったのですよ、映画は映画で。
これほどの長さと内容、全部は詰め込めないのはもちろんなので思いっきりバッサリと切りつつ、
特捜部ならではの捜査、最後まで緊迫感を保ちながら手に汗握る展開・・・・、腹が立つほどイケメンな犯人が際立っていたし、
無宗教なカールとアサドの信仰に対する考えの違い・なんかもしっかりと入れられていて。

なにより、やっぱりニコライ・リー・カースとファレス・ファレス演じるカールとアサドこのコンビを見ているのが嬉しくてたまらない~!!
このまま、シリーズ全部行っちゃって欲しいーーそう思わずにはいられません。
だからこそ、なおのこと・・・・もっともっと彼らを長く見たかったなぁ、そうも思わずにはいられないのダ
短いーーー3時間2部作でも・・・いや、いっそドラマにしてくれても全然OKなんだけど

原作では200ページあまりもかけてようやくたどり着いたメッセージの送り手P、映画では「えっ!もう」見つけるの速かったーーー
何年も何年も忘れられていたPからの必死のメッセージ・・・・原作では遅々として進まなかったその解明を特捜部ならではのちょっと不思議なチームワークで導き出すそのあたりがとっても好きだったので残念!!

登場人物たちの大幅カットで、列車シーンは警察全面バックアップでの進行だったこともビックリ。
盛り上がって映画的にはオイシイシーンなのですが、特捜部はもっともっと地味でいいのよ~などと思ってしまうワタシ

“すべてを支配していた父親のもとで育ったせいで誰をも信じず、歪んだ信仰への思いを抱えていた“
恐ろしい犯罪を繰り広げる犯人が生まれてしまった生い立ち・・・・複雑な思いで読み進めた犯人像も変わってました。
イケメンすぎる犯人も強烈ではあったけどね~

なにより今回感じたのは、ますます進行してるカールの不安定な精神状態が心配で、心配で。
原作だと3作目はイイ思いもしてるのよ~、カール
ハーディーのことや私生活のこと、映画でもいつかこのあたり膨らませてくれないかな~。
そして、いつの日か映画のカールにもやさしい天使が現れてくれないかしら。お~っと、そうでした!映画でのカールの救いはもちろんアサドの存在なんですよね、きっと。

原作にのめりこんでいたせいで、映画に物足りなさを覚えてしまいましたが、
映画は映画、大好きなシリーズなのでこれからも絶対見続けます~♪シリーズ化、どんどんお願いします(笑)

そうそう、今回警察官で登場したパスゴーどこかで見た好青年・・・と思ったら『獣は月夜に夢を見る』のヤーコブ・オフテブロでした。
あんなことになってしまったので次回の登場はないのかな・・・あぁ、もったいない。

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コメント
瞳さん こんばんは!

原作ファンならではの詳しく熱い語り,100%同意です!
いちいち深く頷きながら読んでしまったわ・・・・

そうよね,あれをそのまま映画化したらたしかに尺が足りなさ過ぎて
登場人物も大幅カット,だからあの列車シーンもああなったのでしょうね。
でもあそこは女性二人の活躍のまま観たかったなぁ。
犯人像も・・・ねぇ,原作のままでよかったと思うんですが。
それに確かにボトルメッセージを時間をかけてひも解く過程が醍醐味なのにね。

原作に無くて、映画の方がよかった点は,
おっしゃる通りアサドとカールの宗教観の違いがうまく描かれていたところかな。
カールとアサドは映画と原作はちょっと雰囲気違うんだけど(ユアサもね)
でもどちらも好きだなぁ。これからもシリーズ全部映画化してほしいですね。
忠実に映画化するのは無理だとわかったから,今後は原作と映画の違いを楽しもうかと・・・。

>ヤーコブ・オフテブロ・・・
あ,あの「獣は月夜・・・」の俳優さんでしたか。私もどっかで観たことあると。
彼ってちょっと日本人にもいそうなお顔ですね。素敵

ななdot 2017.02.28 23:20 | 編集
>ななさん

早速感想読みに来てくださって嬉しい~♪

先日のななさんのコメントに私も一緒だ~!!って頷いてましたよ。
原作は長丁場でしたもんね。そのまま映画化は無理だろうなあと思ってはいましたが・・・、列車のシーンはそのままで行って欲しかったですね。
犯人像も・・・・。なぜあの絶対的な父親の存在消しちゃったんでしょう。
ボトルメッセージ、すっごく速く分かっちゃって・・・拍子抜けしちゃいました。

>アサドとカールの宗教観の違いがうまく描かれていたところかな

そうでしたね~!!
あと、列車のシーンでカールが無謀にも車でギリギリ横切っちゃったとこがありましたね。
「何するんですか――!」「神が守ってくれてるんだろ」
あのやり取り!映画の二人らしくってニヤリとしてしまいました。

うんうん、そうですね。映画と原作ではキャストの雰囲気違いますが(原作のアサド!!秘密めいてますよね)
映画の二人も大好きです。
シリーズ全部このまま行って欲しいですね。

おお!!ななさんもヤーコブピンときましたか~。
そうなの!彼って東洋人っぽい雰囲気ありますよね。
他の出演作もチェックしてみようかなと思ってます。

dot 2017.03.01 10:36 | 編集
特捜部Qシリーズ、「キジ殺し」だけやっと見ました。
面白かったです。なかなか切ないお話でした。
カールとアサドのコンビ、すごくいいですね〜♡
仕事中毒のカールに対して女房役のアサドが素晴らしい!
他のも見てみたくなったところ、こちらの記事で、原作はもっと素晴らしいと分かり、
早速アマゾンでポチッと(笑)
人から借りてる本が色々あるので、後回しになりそうですが、楽しみ〜。
ミレニアムシリーズもそうですが、北欧ミステリーは独特の暗さがあって、そこが魅力だったりしますね。
tontondot 2017.03.15 11:25 | 編集
>tontonさん

「キジ殺し」ご覧になったのね~!!
残酷で犯人は許せん~~!だけど切ないお話でしたよね。

>仕事中毒のカールに対して女房役のアサドが素晴らしい!

アサドのフォロー、素晴らしいですよね!(^^)!
原作ではアサドに戸惑わされてるカールですが、映画のアサドは優しいです(笑)

原作、面白いですよーー。
中味とっても濃いです。
いろんな事件が入り混じってる部分もあって・・・署内の人間関係とか、女性も結構出てきます。
カールは映画よりソフトかな。

北欧ミステリー、うんうん、そうですね~!!
この独特のムードが癖になりますね。
dot 2017.03.16 15:15 | 編集
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